映像メディアの価値を映す Screens

株式会社博報堂ＤＹメディアパートナーズ（東京都港区、以下 博報堂DＹメディアパートナーズ）は、放送局やテレビに関わるあらゆるステークホルダーと情報を共有し、議論を行い、課題解決のためのチャレンジを行いながらテレビ全体のビジネスアップデートによる価値の最大化を目指す研究開発コミュニティ「TV AaaS Lab（テレビアースラボ）」を設立。9月15日より活動を開始すると発表した。

インターネット結線テレビ、サイト・アプリ解析ツール、テレビCM出稿統計データの活用や、デジタルシフトに伴う行動データの増大、プライバシーに配慮した分析手法の発達により、生活者の動画視聴（CM接触）と、その後の態度変容を常時接続的に可視化できる環境が整ってきている。

こうした環境下で、テレビスポットキャンペーンを最適化する運用志向の高まりに加え、放送＋配信による番組視聴層の拡大、地元の放送局と連携したエリアマーケティング、番組プロモーションプラニングや自局のマーケティングなど、テレビビジネス全体においてデータの活用ニーズや利用シーンが増えてきており、「TV AaaS Lab」は、この環境を踏まえ、放送局やテレビに関わるあらゆるステークホルダーと、テレビビジネスのサステナブルな未来に向けた価値向上を目指し、様々な挑戦を行うために設立されたという。

博報堂ＤＹメディアパートナーズでプラニング・バイイング・開発に関わる専門性の高いスタッフがコアメンバーとして構成され、放送局や、データホルダーを始めとした全てのプレイヤーとテレビビジネスの未来を共創するための活動を行なっていく予定だ。具体的な活動予定は以下の通り。

・テレビの価値向上に繋がる様々な取り組みについての情報発信
・放送局との対談・座談会イベントの企画・運営
・最新の海外テレビビジネスやテレビ出稿効果に関する実証実験・調査・研究

同社はこれからも、メディア各社と緊密に連携することによって、博報堂ＤＹグループの各広告事業会社とともに、メディアの広告価値の向上と広告主の事業目標の達成に貢献していく方針。

「TV AaaS Lab」