FBS福岡放送「さあ、投票へ。~あなたの1票が明日を決める~」キャンペーンを開催
編集部
FBS福岡放送は、第50回衆議院議員選挙での投票率アップへの貢献を目指すキャンペーン「さあ、投票へ。~あなたの1票が明日を決める~」を行っている。
第50回衆議院議員選挙は10月15日公示、10月27日投開票の日程で実施される。衆議院議員選挙の投票率は、戦後70%前後で推移してきたが、1990年代以降は下降傾向が続いている。2014年には52.66%と戦後最低となり、前回2021年も55.93%と低い水準だ。またFBSの放送エリア・福岡県内の投票率は全国平均を下回っていて、前回2021年は52.12%と全国平均を3ポイント以上も下回る結果となった。
議会制民主主義の日本で、投票は国民の意思を明確に示す大切な権利であることは言うまでもない。FBSでは開局以来、ニュース報道や特別番組、立候補者による討論会などを通じて、有権者の判断材料となる選挙報道を目指してきた。
今回の衆議院議員選挙においてFBSが取り組むキャンペーン「さあ、投票へ。~あなたの1票が明日を決める~」では、これまで以上に視聴者の投票行動に役立つコンテンツを制作していく。
キャンペーンを通じて、FBSのコンテンツに接触する幅広い世代の方々に選挙を身近に感じてもらい、投票率向上に寄与することを目指すという。
「社会のあらゆる層の意見が反映される社会づくりに貢献することで、地域に根ざした放送局としての社会的責任を果たしていきたいと考えています」とコメントを寄せている。
地上波放送では、夕方の地域密着型情報ワイド番組『めんたいワイド』と朝の情報番組『バリはやッ!』の中で、投票に行きたくなる放送を目指す。
立候補者の詳しい情報に加えて、「期日前投票」などの投票の仕組みを紹介するほか、「選挙割」などの投票率アップを目指す取り組みを紹介。また、投票権を持つ各世代の人たちが「投票する理由」をピックアップし、私たちが投票する意義を考えるきっかけを提供するそう。番組の出演者を通して選挙をより身近に感じることができるコンテンツを展開し、特設ページでも配信していく。
またFBSが手掛ける福岡特化型キュレーションサイト「ARNE」で、伊藤舞アナウンサーが「選挙割」を実施する店舗を紹介するなど、選挙を“楽しめる”記事を掲載。さらに“地上波NG”が解禁されたばかりのヒーロー「バカチンガー」も「投票に行こうぜ、バカチンガー!」と、自らイメージキャラクターに就任すると宣言している。
以上、紹介されたキャンペーンはほんの一部。キャンペーン「さあ、投票へ。~あなたの1票が明日を決める~」は投開票翌日の10月28日まで続く。