博報堂プロダクツ、JCBIが支援する「Content-Ethereum」上でジェネレーティブNFTを発行
編集部
一般社団法人ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ(一般社団法人Japan Contents Blockchain Initiative・略称、一般社団法人JCBI)は、パブリックプロックチェーン「Content-Ethereum(コンテンツ・イーサリアム)」支援事業の一環として、加盟企業である株式会社博報堂プロダクツ(東京都江東区)と連携して、CryptoGames株式会社(東京都渋谷区)のNFTマーケット「NFTStudio」で、Content-Ethereum上で発行したジェネレーティブNFTの活用により、環境保全を啓蒙するチャリティー活動を行うことを発表した。
近年、NFTを活用したユースケースとして、NFTをコンテンツとして販売して収益を得る取り組みだけでなく、NFTに対して募金を募り支援を届けるチャリティー活動も実施されるようになり、その社会的な意義が評価されているが、ブロックチェーンプラットフォームの多くが抱える、過剰な電力消費が地球環境に与える負荷の問題は、公益を図るために行うチャリティー活動とは相入れない。これに対して、一般社団法人JCBIは公益的な活動を行う業界団体として、電力を過剰に浪費するマイニングが不要で環境にやさしいパブリックブロックチェーン「Content-Ethereum(コンテンツ・イーサリアム)」を支援する事業を行なっている。
そして今回、一般社団法人JCBIは、サステナブルをコンセプトとして制作したキャラクターをジェネレーティブNFTとする企画を通じて循環型社会の実現を目指す博報堂プロダクツの取り組みに賛同し、CryptoGamesのNFTマーケット「NFTStudio」において、Content-Ethereum上に発行したNFTに対して募金を募るチャリティー活動を3社で共同で行うことを発表。
その取り組みの第1弾として、博報堂プロダクツが開発したジェネレーティブNFT「RecyclulunTM」(リサイクルルン)を、⼀般社団法⼈JCBIが支援する環境にやさしいパブリックブロックチェーンContent-Ethereum上でNFTを発⾏し、CryptoGamesがチャリティ枠として提供したNFTマーケット「NFTStudio」にて出品し、販売収益の一部を環境保全団体へ寄付することとした。「RecyclulunTM」(リサイクルルン)は、⼈間にリサイクルの⼤切さを楽しく伝えるために廃棄物をリサイクルした時に誕⽣したキャラクターであり、3DCGで作成した4種類のリサイクル素材(ガラス、⾦属、プラスチック、⽊材)を模したボクセルを⾃動的に異なる配合率で組み合せて⽣成するジェネレーティブデザイン技術が活⽤されている、世界に1つだけの3D NFT。
一般社団法人JCBIは、今後もNFT領域に限らず広くコンテンツ業界の発展に資するさまざまな公益的な事業を推進していく方針。