スイッチメディアのTVAL、Prime Videoの広告配信における視聴測定に対応
編集部
広告データ分析SaaS「TVAL(ティーバル)」を提供する株式会社スイッチメディア(以下、スイッチメディア)は、動画配信サービス「Prime Video」の広告配信が4月8日より開始されたことに伴い、「TVAL」の全国25,000人のテレビ視聴パネルから取得したコネクテッドTV(以下、CTV)データによる広告視聴測定サービスの提供を開始することを伝えた。また、「Prime Video」での広告配信開始に合わせて、4月9日(水)より期間限定の特別価格キャンペーンを実施する。
■Prime Videoの対応概要
TVALの国内最大規模となる全国25,000人のテレビ視聴パネルから取得したデータにより、CTVと地上波で配信・放送された広告の横断リーチを分析するサービスを、「Prime Video」の広告配信に対応して提供する。
CTVを通じて動画配信サービスを視聴する習慣はすでに普及しており、生活者のコンテンツ視聴スタイルとして当たり前のものになっている。「Prime Video」での広告配信開始によって、コネクテッドTVにおける広告接触機会は今後さらに拡大していくことが予想される。
これまでは、地上波テレビCM以外ではYouTubeやその他デジタル広告メディアへの配信が主流だったが、CTVを通じた広告は、大画面のテレビで視聴されることから、同じインプレッションでも認知されやすく、好印象を与えやすい可能性があると考えられる。特に「Prime Video」は幅広いユーザー層を持ち、コンテンツのエンゲージメントが高いことから、広告効果が期待されている。
スイッチメディアでは、「TVAL」の国内最大規模の全国25,000パネルを活用し、「Prime Video」を含む様々なCTV広告の接触データを正確に計測・分析し、広告主の効果的なメディアプランニングをサポートしていく。
■特別キャンペーン概要
「Prime Video」での広告配信開始に合わせて、期間限定で特別価格キャンペーンを実施する。本キャンペーンを通じて、より多くの広告主に「Prime Video」の広告効果を適切に計測し、効果的なメディアプランニングに活用してもらうことを目指す。
▼キャンペーン内容
・Prime Videoの出稿結果計測を実施すると、正価より20%引きの特別オファーを適用
・期間:2025年4月9日〜2025年6月30日まで

■データ取得・分析技術
スイッチメディアでは、CTVの広告視聴データを高精度に計測するための独自技術を活用している。地上波で放送される15秒や30秒のCM素材がCTVでも配信される際には、広告接触判定に技術的なハードルはなく、スイッチメディアでは2022年6月の「TVAL」のサービス開始当初から一部のデータを取得してきた。また、CTV専用のクリエイティブ素材であっても動画素材を受領できれば広告接触データを生成することができる。
「TVAL」で独自に取得しているテレビ視聴データと同一のパネルからCTVの広告接触データも取得し、地上波のテレビCMとCTVの広告とのトータルリーチ、クロスリーチを計測したデータを予算配分のインプットデータとして提供することが可能となる。
■分析アウトプット例
「TVAL」の分析サービスでは、以下のようなデータアウトプットを提供している。
▼リーチ人数による費用対効果の比較
・リーチ率だけでなく、延べ視聴回数やリーチ人数も算出
・出稿費用とあわせて評価することで、CPMなどの単価を算出し、他のデジタル広告と費用対効果を比較可能
・性年代や趣味・嗜好、生活環境などの詳細な属性ターゲットを設定し、ターゲットリーチ人数を算出
▼地上波テレビCMの横断計測
・地上波テレビCMとCTV広告のクロスリーチや、CTVのみで接触した人数を測定
・地上波とCTVの費用配分の最適化に活用可能
▼多数の配信サービスに対応
・YouTube、TVer、ABEMA、そして今回新たにPrime Videoなど様々な配信サービスへの広告出稿を計測
・サービス別のリーチ状況を計測可能
■スイッチメディアについて

株式会社スイッチメディアは、国内最大規模のテレビ視聴パネルから独自に収集したテレビ視聴データを活用し、多面的な切り口の属性情報から設定したターゲットのテレビCMリーチ分析および購買データと連携したCMの売上効果の可視化を強みとしている。この強みを活かし、テレビCMとデジタル広告の統合マーケティングを最適化する広告データ分析SaaS「TVAL」の開発・提供を行うほか、現在放送中のテレビ番組の視聴率をリアルタイムで把握できる「TVAL now」の開発・運営を行っている。
▼公式サイト
https://www.switch-m.com/