映像メディアの価値を映す Screens

「REVISIO株式会社」（よみ：リビジオ）では、テレビの前にいる人のうち、テレビ画面にくぎづけになっていた（視線を向けていた）人の割合がわかる「注目度」を用いて、「個人全体」ならびにREVISIOで定義した「コア視聴層（男女13歳～49歳）」のテレビ番組ランキングを公開している。

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■2025年2月3日（月）〜2025年2月9日（日）

コア視聴層（男女13歳～49歳）

個人全体

今週の注目度ランキングでは、NHKの『連続テレビ小説 おむすび』がコア視聴層で80.1%と圧倒的な注目度を記録した。

2月3日の放送回では、主人公・米田結（橋本環奈）が管理栄養士として働く新章がスタート。物語は平成30年（2018年）へと急展開し、結が職場で成長を遂げる姿が描かれた。この6年の時間経過を大胆に省略する構成が話題となり、SNSでも賛否を含め多くの反響が見られた。

また今週はフジテレビのドラマがコア視聴層と個人全体で上位にランクインした。この週の放送はフジテレビの会見から1週間が過ぎたタイミングでもあり、作品そのものを評価していた視聴者が、会見により延期となっていた続編への期待を一層高めていたのかもしれない。

■TBS　2025/2/7（金）22:00～　『クジャクのダンス、誰が見た?』

・コア視聴層／2位　注目度：73.2%

・個人全体／5位　注目度：63.5%

コア視聴層で2位を記録し、高い注目を集めた『クジャクのダンス、誰が見た?』は、人気漫画を原作にしたドラマ作品。主人公・山下心麦（広瀬すず）と弁護士・松風義輝（松山ケンイチ）が、時代を超えた二つの事件に巻き込まれながら事件の真相を追うヒューマンクライムサスペンス。

第3話では心麦の出生の秘密が明かされるなど、新たな事実が浮かび上がった。DNA鑑定を巡る展開や、物証として発見された音声データの存在が、捜査をさらに複雑に。また、屋台ラーメン店主・染田進（酒井敏也）の過去に関する情報が明かされ、事件に関わる新たな展開が視聴者の注目をひきつけた。

特に、磯村勇斗演じる記者・神井孝の存在感が際立ち、その演技が作品に緊張感を与えているとの声も。SNSでも「衝撃的な展開に驚いた」「登場人物の演技に引き込まれた」といった声が多くあがっていました。

本作品はTVerでの第1話の累計再生数が300万回を突破するなど、リアルタイム視聴に加えて配信でも多くの反響を呼んでいる。

ミステリー要素と緻密な人間ドラマが融合した本作は、回を重ねるごとに注目度を高めており、今後の展開にますます期待が寄せられている。

⇒TVerで見逃し配信中：https://tver.jp/series/sruwkvjipf

■フジテレビ　2025/2/3（月）21:00～　『119エマージェンシーコール』

・コア視聴層／3位　注目度：66.4%

・個人全体／2位　注目度：65.1%

清野菜名主演、消防局の通信指令センターを舞台に描くオリジナルドラマの第3話が、コア視聴層と個人全体で上位にランクイン。フジテレビの記者会見の影響で放送が1週遅れたこともあり、続きを心待ちにしていた視聴者の関心がさらに高まった結果とも考えられる。

今回のエピソードでは見上愛演じる新島紗良に焦点が当たり、指令管制員としてのプロフェッショナルな一面と、プライベートでの葛藤が描かれた。普段は周囲と馴染もうとせず仕事に徹する紗良だが、恋人との関係や、自らのキャリアへの思いが揺らぐ場面が印象的だった。

この回のテーマの一つとなったのが、「外国人からの119番通報」だ。清野菜名演じる粕原雪が中国人男性の通報を受け、通訳サービスを通じて対応するものの、言葉の壁に苦戦する。そんな中、紗良が通報者の発した言葉のニュアンスから所在地を特定し、的確な指示を出しました。視聴者からは「紗良の判断力がすごい」「緊迫感が伝わる」との声が寄せられた。

また、紗良が対応した通報者が「女じゃ話にならない、男に代われ！」と怒鳴る場面では、この通報者の声を人気声優の檜山修之が演じていたことも話題となり、SNSでは「檜山さんの声すぐに分かった！」といったコメントが飛びかった。

ラストでは、紗良が初めて同僚たちの飲み会に参加し、劇中で初めて柔らかな笑顔を見せるシーンが描かれた。この変化には「気持ちわかる」「紗良の殻破った笑顔かわいい」とSNSでも反響があった。紗良の成長が描かれたことで、今後の彼女の変化にも注目が集まりそうだ。

⇒TVerで見逃し配信中：https://tver.jp/series/sryavii6ry

※TVerの配信URLは2月12日時点での情報です。見逃し配信が終了している場合があります。

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