LINEリサーチ、高校生がいまハマっているアニメ1位は『SPY×FAMILY』
編集部
LINE株式会社が運営するLINEリサーチが、日本全国の高校生を対象に、アニメを見る頻度やハマっているアニメなどについて調査した。
※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」にて
■約半数の高校生が「週1日以上」アニメを見ていると回答
テレビ、映画、インターネット、DVDや録画で見るものをすべて含めて、高校生がふだんどのくらいアニメを見ているか聞いた。
「アニメはまったく見ない」と回答した高校生は全体の2割弱。男子高生と比べて女子高生の割合が高くなった。「ほぼ毎日見る」「週4~5日見る」「週2~3日見る」「週に1日見る」をあわせた、【週1日以上、アニメを見る】という高校生の割合は、全体で55%と半数超となった。男子高生では6割強で、女子高生では5割弱となった。学年別にみると、低学年になるほど【週1日以上、アニメを見る】割合が高くなった。特に高1男子、高2男子では6割以上の高い割合だった。
■高校生がいまハマっているアニメは『SPY×FAMILY』が1位、ハマったきっかけも一部紹介
ふだんアニメを見る高校生に、いまハマっているアニメについて聞いた。2022年11月時点で首都圏にてテレビ放送されている作品の中から、録画して見ているものも含めて回答してもらった。
調査の結果、全体の1位は『SPY×FAMILY』となった。男女ともに1位となり、女子高生では約5割と男子高生よりも高い割合に。高校生がハマっているマンガランキング*でも男女ともに1位となっていた。
男女別にみると、2位以降は違いがみられた。男子高生の2位は『チェンソーマン』。3位以降は『ONEPIECE』、『僕のヒーローアカデミア』、前回の調査*でもランクインした『呪術廻戦』が引き続き上位に入った。
7位には、『ジョジョの奇妙な冒険』がランクイン。9位には同率で『リコリス・リコイル』『名探偵コナン』『鬼滅の刃』もランクインした。
一方女子高生では、前回のランキングと同様に『呪術廻戦』『ハイキュー!!』が上位に入り、同率2位となった。
4位以降は、『チェンソーマン』『名探偵コナン』『僕のヒーローアカデミア』『ONEPIECE』『鬼滅の刃』が2割台で続きました。また、『東京リベンジャーズ』が9位にランクインした。
*そのアニメにハマるようになったきっかけ
■『SPY×FAMILY』
・アニメのまとめサイトを見たから(高3男子)
・「Official髭男dism」が主題歌を担当していたから(高1男子)
・「Amazonプライム・ビデオ」で、おすすめに出てきた(高1女子)
■『ハイキュー!!』
・アニメではあるけれど、現実的な内容だから(高3女子)
・キャラクターの魅力(高2女子)
■『ONEPIECE』
・Adoさんが主題歌を担当したから(高1男子)
・自粛期間にスマホアプリで、約90巻を無料で一気読みしたから(高3女子)
・動画配信サイトでGWに一気に見たから(高3女子)
■『呪術廻戦』
・原作のファン(高1男子)
・有名な作品だったから(高2女子)
・Twitterのタイムラインで、本誌に関するTweetが流れてきた(高3女子)
・友だちにすすめられて(高1男子)
■『チェンソーマン』
・戦闘シーンがかっこいいから(高2男子)
・主題歌の豪華さ(高1男子)
・元々漫画を読んでいたので、アニメ化が決まったときからずっと楽しみにしていた(高3男子)
・父が見ていて面白そうだったから(高3女子)
■『僕のヒーローアカデミア』
・原作の漫画を元々読んでいた。面白かったのでアニメも見たらとても完成度が高くハマった(高3男子)
・家族が好きで一緒にアニメを見ていた(高3女子)
■『ジョジョの奇妙な冒険』
・弟が見ていて面白かったから(高1男子)
・昔からアニメを見ていて、第6部が放送されているのを知ったから(高2男子)
■アニメ化してほしい作品は『薬屋のひとりごと』『ミステリと言う勿れ』が上位
高校生に、アニメ化してほしい作品を聞いたところ「この中にはない/特にない」と回答した人は全体で4割超。
アニメ化してほしい作品の全体1位は『薬屋のひとりごと』で、2位は『ミステリと言う勿れ』だった。男女ともに上位となっているが、女子高生では『薬屋のひとりごと』が3割弱の高い割合で1位。3位以降は男女で違いがみられた。女子高生の3位は『ハニーレモンソーダ』がランクインし、4位は『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』がランクインした。
一方男子高生では、『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』が女子高生よりも高い割合で3位にランクインした。
調査について
■LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
■調査対象 日本全国の高校1年生~3年生の男女
■実施時期 2022年12月9日~2022年12月10日
■有効回収数 1,024サンプル
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります。