静岡放送×静岡新聞、新規事業創出とCVCを担う新会社「FUJIYAMA BRIDGE LAB株式会社」設立
編集部
静岡放送株式会社(本社:静岡県静岡市)と株式会社静岡新聞社(本社:静岡県静岡市)は、2022年4月1日、グループ会社としてFUJIYAMA BRIDGE LAB株式会社を設立した。社名には、“静岡発、日本発”であることと、海外での展開を鑑みて海外でも知名度の高いFUJIYAMA(富士山)の名前を使用。さらにBRIDGEには、人と人をつなぐ、地域とつなぐ、企業とつなぐ、その架け橋になっていきたいという想いが込められている。
新会社FUJIYAMA BRIDGE LAB(株)の主な事業は下記の3点。
①新しい価値・サービスの創造
②企業・事業との協業を積極的に推進
③地域社会に対する価値提供への約束
具体的には、「新規事業開発」と「有望なベンチャー企業等への投資(CVC)」が事業の2本柱となる。
新規事業開発チームは、2021年1月に立ち上げた静岡放送と静岡新聞社の社内組織Future Creation Studio(未来創造工房)を移管。社内コミュニケーション活性化サービス「GOFUN!」の開発、カルチャースクール・SBS学苑を活用した「biima Sports静岡」を引き継ぎ、展開していくという。その他の事業アイデアも鋭意検証中で、CVCは6月設立に向けて現在準備中とのことだ。
「FUJIYAMA BRIDGE LAB株式会社」会社概要
代表者:大石 剛
1992年 (株)電通入社。プロモーション制作管理局、営業を経験
1998年 (株)静岡新聞社・静岡放送(株)入社 番組制作や編成業務を担当
2007年 (株)静岡新聞社編集局長就任
2012年 (株)静岡新聞社代表取締役社長就任
2021年 同 代表取締役顧問就任
取締役:阿部 満
1992年 (株)電通入社
2012年 (株)電通デジタル・ホールディングス取締役最高財務責任者
2019年 (株)電通デジタル取締役副社長執行役員
2021年 Office AB-flat代表
取締役:松本 直尚
WiL General Partner & Co-Founder。1999年にPIMを設立し、CEOとして2000年にYahoo!JAPANとの合弁を指揮。Yahoo!社長室で戦略投資を担うほか、数々の社内新規事業の統括部長を務め、2011年よりCIOとして同社の新規事業創出、他の事業会社との連携やJVを多数仕掛ける。2013年に日米を中心としたベンチャー企業への出資及び事業支援を行うWiLを創業。大企業と海外・日本のベンチャーの橋渡しをはじめ、パートナー企業内に眠る社内IPを活用した新規事業創出にも力を入れ、オープンイノベーションを実現している。
本社:静岡県静岡市駿河区登呂3−1−1
東京オフィス:東京都港区虎ノ門1−17−1 虎ノ門ヒルズビジネスタワー4F
資本金:5,000万円(資本準備金含む)
■新会社ロゴについて
社名にも使用した「FUJIYAMA:富士山(上)」と「BRIDGE:架け橋(下)」で大きな正円を描き、会社メンバーだけでなく、協業先や地域の人々の想いを無限に膨らませるシンボルをイメージしデザインされた。コーポレートカラーとして、紺藍(こんあい)を使用。何度も塗り重ねられて生まれた日本の伝統色で、これから歴史を重ねていく決意が込められている。
■新規事業の取り組みについて
GOFUN!
「GOFUN!」は、社員同士の価値ある結びつきを提供するコミュニケーション活性化サービス。多くの企業が抱えている、社内コミュニケーションの課題を、最適シャッフルマッチングと、たった5分間の1on1のビデオ通話で解決につなげる。社内コミュニケーションが活性化すると、企業の人事・組織課題の解決にもつながることが期待される。現在は、パートナー企業セールス実施中で、段階的に企業数を増やしたのち、ローンチする予定。
biima sports
「biima sports」は、最新のスポーツ科学と21世紀型幼児教育学を融合した総合キッズスポーツスクール。2021年10月に株式会社 biimaとパートナーシップ契約を締結し、静岡市に「SBS静岡校」をSBS学苑の講座として新規開校。現在約20名の会員が利用中。今後、会員数拡大、開催レッスン数の増大、県内他エリアへの新規校舎開設、出張イベントの開催などに取り組んでいく。