博報堂DYメディアパートナーズ、「Tele-Digi AaaS」をGoogleのツール及びデータと連携
編集部
株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(東京都港区、以下「博報堂DYメディアパートナーズ」)は、 テレビとデジタルの共通指標での統合運用と最適化を支援するソリューション「Tele-digi AaaS」を、Googleが保有するツール及びデータと連携し、博報堂DYメディアパートナーズ独自のアルゴリズム(※特許取得済)を掛け合わせることで機能を強化したサービスの提供を開始した。
博報堂DYメディアパートナーズは、広告メディアビジネスのデジタルトランスフォーメーションを果たす次世代型モデル「AaaS」(※1)を提唱し、広告主の広告効果最適化を通して事業成長に貢献するソリューション群を提供。「Tele-digi AaaS」は、テレビとデジタル(テレデジ)を統合的に管理し、効果的・効率的に運用するソリューションだ。
今回、強化された機能の第1弾として、テレビとデジタルを統合した「Reach & Frequency」(以下「R&F」)を指標とする統合運用に対応することを発表。Googleのツール/データと連携した新しい「Tele-digi AaaS」には主に2つの機能が追加された。
1つ目は、テレデジのAnalytics機能。テレデジでの出稿実績を元にした最適化分析により、同予算での効果最大化のためのテレデジ最適プランの作成などが可能になる。
2つ目は、テレデジのMonitoring機能だ。テレデジでの出稿状況をライブモニタリングすることで、テレデジ共通指標での媒体・メニュー間やターゲット間での効率比較が可能となり、出稿期間中での運用最適化が実現できるという。
本ソリューションはすでに、異なる業種の複数社で導入効果を検証する先行導入を行っており、博報堂DYメディアパートナーズのAaaSコンサルタントが並走して導入・運用することで、得意先企業固有の課題に応じた具体的なアクションにつながるテレデジ統合運用を実現している。
今後、Googleのツール/データを活用した「Tele-digi AaaS」は、R&Fだけではなく態度変容や行動変容の指標に順次対応を拡大していく予定だという。
※1) 広告業界で長らく続いてきた「広告枠の取引」によるビジネス(いわゆる「予約型」)から「広告効果の最大化」によるビジネス(いわゆる「運用型」)への転換を見据えた、博報堂DYメディアパートナーズが提唱する広告メディアビジネスのデジタルトランスフォーメーションを果たす次世代型モデル(商標登録出願中)。