TVer、MAUが609万で過去最高!「2018年4-6月期ユーザー利用状況」を発表
編集部
7月12日、在京民放5社(日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ)が運営する民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」の2018年4-6月期のユーザー利用状況が発表された。
■4-6月期のトピック
・TVerのMAUが609万と過去最高を記録(6月)
・アプリダウンロード数は1,300万を突破(6月)
・月間動画再生数は、4,626万回で過去最高を記録(5月)
・4-6月期の月間平均再生数も4,237万回で過去最高を記録
・TVerの認知率は 53%、女性 Teen層は 60%超え、F1 層は58%まで大きく伸長
・「2018FIFA ワールドカップ」特設ページを開設(6月)
■民放9社によるキャッチアップサービスの概況
民放9社(※日本テレビ・テレビ朝日・TBS テレビ・テレビ東京・フジテレビ・毎日放送・朝日放送テレビ・関西テレビ放送・読売テレビの自社キャッチアップサービスや TVer、他社プラットフォーム)によるキャッチアップサービスにおける2018年3月のMAUは、1,082万を記録していたが、6月は、1,234万、4-6月期の平均MAUは1,168万(1-3月期比 118%)と記録を更新し、好調に推移している。TVerにおいても2018年6月のMAUが609万を記録。4-6月期の平均MAUも566万(1-3月期比 123%)となり、キャッチアップ市場の活性化が進んでいる。
■TVerの概況
・アプリダウンロード数は、1,300万を突破
2018年6月にTVerアプリのダウンロード数が、1,300万を突破。4月にテレビスポットキャンペーンやデジタル媒体での広告展開を行い、6月には「2018FIFAワールドカップ特設ページ」を開設。全64試合のハイライト動画と一部試合のLIVE配信を実施した結果、アプリダウンロード数が急増した。
・5月の月間動画再生数は4,626万回で過去最高を記録
2018年5月の月間動画再生数は過去最高の4,626万回を記録。4-6月期の月間平均再生数は4,237万回で、1-3月期平均比127%と大きく伸長した。2018年3月に関西テレビが加わり参加局が9社に増加。各局の人気番組のキャッチアップ配信だけでなく、配信オリジナル作品やアーカイブ番組の配信も好調で、再生数の増加につながった。
■調査レポート
・TVerの認知率は53%、女性Teen層は60%超え、F1層は58%まで大きく伸長
2018年6月時点で全国 15~69歳の男女における「TVer」の認知率は、53.0%を記録。前回3月の調査から3.6ポイント増加して、全体層では初めて50%を超えた。中でも女性層の認知が高く、F1 層は3月の調査から6.4ポイント増加し58.0%、女性Teen層では60.2%となった。
・TVerは「見たい番組が多い・画質がきれい」で50%超え
TVerは動画投稿サイトと比較し、「見たい番組が多い」50.8%、「画質がきれい」52.6%、「再生がスムーズだ」47.8%となり、動画投稿サイトの結果に大きく差をつけている。
・「無料だからCMが流れてもよい」が公式無料番組配信サービスでは64.4%
動画配信サービスで流れるCMについての質問について、「無料だからCMが流れてもよい」と答えた回答は、TVerを含む公式無料番組配信サービスでは64.4%を記録。動画投稿サイト平均の50.7%よりも13.7ポイント高く、ユーザーのCMに対する許容度が高いことがわかった。
また、公式無料番組配信サービスは、「見たい番組なのでCMが流れても見てしまう」が55.7%、「CMを自然に見ることができる」が36.5%で、いずれも動画投稿サイト平均よりも高い。