映像メディアの価値を映す Screens

日本テレビ放送網株式会社（東京都港区）は、スポーツ庁が実施する「アスリート派遣等による体育授業等の充実・高度化の促進事業」（通称：アスリーチ）の委託事業者に採択された。本事業の受託は2023年度に続き2年目となる。（事業HP：https://www.dream-coaching.com/jsa/）

アスリートが学校を訪問

今年度（2024年6月～2025年2月予定）、全国の1000を超える学校にアスリートが訪問し、教師と共に体育授業を行う。派遣アスリートは、日テレのアスリートのマッチングサービス『ドリームコーチング』に参加をしているアスリートのほか、学校教育に意欲的な五輪メダリストや元プロ選手などに広く呼びかけを行い、現役選手を含むバラエティ豊かなラインナップで訪問を行う予定。

また、当事業ではパラリンピック競技やデフリンピック競技など、障害のある人が行うスポーツで活躍されているアスリートも訪問。日テレがスポーツニュースを中心とした取材活動や、BS日テレのパラスポーツ応援番組『ストロングポイントクロス』などで培ってきたスポーツとのご縁を元に、現役選手を含む数多くのアスリートが学校を訪問する見込みである。

6月に東京都での実施から全国訪問がスタート。五十嵐亮太（野球）、小原日登美（レスリング）、権田修一（サッカー）、髙木菜那（スピードスケート）、高田千明（パラ陸上）、高田裕士（デフ陸上）など、実績豊かなアスリートが、各地の小・中・高校および特別支援学校を訪問する。

訪問初日となった6月24日にはパリ・パラリンピック日本代表候補、車いすラグビーの池崎大輔選手が小学校を訪問。実際に競技で使う車いすを使ったゲーム形式の授業を行い、車いすラグビーの魅力と、「強い気持ちをもって色々なことに挑戦することの大切さ」を子供たちに伝えた。

事業概要

1：事業名称
スポーツ庁「アスリート派遣等による体育授業等の充実・高度化の促進事業」
（通称：アスリーチ…アスリート全国学校派遣プロジェクト）
プロジェクトHP：https://www.dream-coaching.com/jsa/

2：事業の目的
本事業は、東京2020大会を契機に推進されてきたオリンピック・パラリンピック教育で蓄積された大会レガシーを生かし、より質の高い教育活動を進めていく目的でスポーツ庁が実施をするものである。子供たちがアスリートと直接的に触れ合い、運動の多様な楽しみ方やできる喜びを味わうことを通して、望ましい運動習慣の形成や体力向上・運動能力向上につながる体育授業等の充実を目指す。

3：事業の進め方
各教育委員会が選定した全国の学校に、日本テレビよりアスリートを派遣。アスリート自身が持つ知見・経験を活かした技術指導やスポーツの価値伝達を行い、子供たちが自発的に運動したくなる方法の研究、学校で活用できる教材・指導案などの蓄積および普及を目指す。

■『アスリーチ』について
・アスリート＋リーチ（reach）の造語
・アスリートを広く全国の体育授業に届け､行く先々で出会う子どもたちが明日の目標に手を届かせるきっかけとするプロジェクト
・アスリートとの出会いが児童生徒の心を動かし、特別な体育の時間が、子供たちの未来へポジティブな影響を及ぼす
※リーチには「目的地に届く｣｢目標に手が届く｣｢人の心を動かす｣｢感動させる｣｢影響を及ぼす｣等の意味がある

■参考実績
日本テレビ『ドリームコーチング』：ドリームコーチングとは、日本テレビが2021年4月にリリースした新規事業。プロ選手など高いスキルを持つコーチやアスリートと利用者をマッチングし、直接教えるスポーツの個人指導サービスである。
水泳をはじめ、野球やサッカー、かけっこ・陸上・鉄棒などの学校体育、新体操、バレーボールなど様々なジャンルで、五輪メダリストや現役プロ選手と直接会って教えを受けることで、子供から大人まで、楽しくレベルアップができる。
※実施件数は約19,000件、口コミの99%が最高評価の★5つ
https://www.dream-coaching.com

法人・団体向けアスリート派遣事業

なわとび教室、かけっこ教室など親子や小さなお子様に向けたイベント、本気で競技を頑張る小中学生・大人の方に向けた野球教室やサッカー教室等、様々なイベントを提供している。テレビ局なので台本制作、演出、運営スタッフ派遣、アナウンサー派遣までトータルプロデュースも可能。過去事例「巨人・丸佳浩選手野球教室」など、テレビ局でなければ実現できないイベントも相談可能。