映像メディアの価値を映す Screens

福島中央テレビ（以下、FCT・中テレ）は2025年4月に開局55周年を迎え、1年間を通して大型イベントや特別コンテンツを展開していくことを発表した。

東日本大震災後、県民に元気と勇気を届け、福島県に生まれて良かった、福島県に住んでいてよかったと、故郷を誇りに感じてもらい、たくさんの笑顔の花を咲かせていこうと「中テレは、上テレ。ふくしまを盛り上げるテレビ」をコーポレートスローガンに掲げていた。

中テレは、テレビ番組制作だけではなく映画制作、動画コンテンツ制作、ポッドキャスト番組制作のほか、グルメやスポーツ、文化芸術に関するさまざまなイベントをリアルとオンラインを交えて開催。55周年となる今年度は、その動きを“加速”させていく。

■春夏秋冬で感動体験

春から初夏にかけて、「櫻井翔 未来への言葉展 PLAYFUL!」（2025年4月26日～6月10日）を福島県郡山市のけんしん郡山文化センターで開催する。嵐の櫻井翔が歌手、作詞家、キャスター、司会者、俳優などさまざまな立場や活動を通して、これまでに紡いできた言葉や表現を、多彩な形で紹介する展覧会となる。

この展覧会では櫻井が連載中のブログ「オトノハ」や櫻井が作詞したラップ詞を体感できる「サクラップサウナ」、詩人・谷川俊太郎の新作絵本「すきのあいうえお」に櫻井が挑戦した作品を展示。さらに、櫻井が福島を訪れた際に感じ紡いだ“言葉”と、福島県民から募った“言葉”を合わせ、未来へ伝えたい福島を紹介する新コンテンツも見どころとなる。福島県会場のための記念グッズも販売を予定している。

▼「櫻井翔 未来への言葉展 PLAYFUL!」公式サイト
https://www.fct.co.jp/wordsforthefuture/

ゴールデンウイークには、全国の有名ラーメン店が一堂に会する「ふくしまラーメンワールド」（2025年5月2日～5月6日）を郡山市開成山公園で開催。“推しの麺に出会うテーマパーク”をイメージし、日本一のご当地ラーメンを決めるイベントで優勝経験を持つ名店や、知る人ぞ知るスープや麺づくりにこだわった匠の技が自慢の店など、さまざまな店が集結する。

また、ラーメンだけではなく家族や友だちとスイーツの食べ歩きを楽しめる別腹グルメも登場し、福島県にいながら話題のラーメンとグルメを堪能できるイベントとなる。

▼「ふくしまラーメンワールド」公式サイト
https://www.fct.co.jp/ra-men/

夏休みシーズンには「金曜ロードショーとジブリ展」（2025年7月19日～9月28日）を福島県立美術館で開催。ジブリ作品の絵コンテ展示や、『風の谷のナウシカ』の世界を再現したブース、人気作品のポスターフォトスポット、音と光で演出された空間「ジブリの幻燈楼」などを通じて、来場者が作品世界を体感できる。ジブリファンはもちろん、映画制作や日本映画に関心のある人も楽しめる内容となる。

▼「金曜ロードショーとジブリ展」公式サイト
https://kinro-ghibli.com/fukushima/

秋以降もお笑いイベントや県内最大級の総合エンタメイベントの開催を計画している。55周年記念イベントの詳細は、夕方の情報ワイド番組『ゴジてれChu！』（月～金 15時50分～19時）や、特設WEBサイト、中テレ公式SNS等で随時発表される。

▼55周年記念特設公式サイト
https://www.fct.co.jp/55th/

■55周年ロゴマーク

次のステージへさらに速度を上げて進むイメージの“55”を象り、総合コンテンツ企業の実現に向けた取り組みを一気に加速させるイメージを表している。