映像メディアの価値を映す Screens

山陰中央テレビジョン放送株式会社（以下、TSK）が参加するTSKグループ基金「さんいん未来縁人」と一般社団法人「地域・教育魅力化プラットフォーム」が主催する「しまね未来共創チャレンジ（通称：みらチャレ）」の取り組みが、新たな学びの導入・拡大において優れた活動として、「PLIJ STEAM・探究グランプリ（主催：一般社団法人・学びのイノベーション・プラットフォーム）」で応募総数81件のなかから初代グランプリに選ばれた。

▼選定理由
①産業界や教育界、行政、メディアによる巻き込み型の連携を創り出した点
②テレビという媒体を効果的に活用し、波及効果が大きい点
③これからの時代で必要とされる教育の観点が盛り込まれた点

■一般社団法人・学びのイノベーション・プラットフォーム（PLIJ）

学校教育を充実・補完するSTEAM教育（文系理系の枠組みを超え、実社会での問題発見・解決に活かしていくための教科横断的な教育）等の発展と普及を目指し、2021年9月7日に設立された。

STEAM教育教材のライブラリーやSTEAM教育を支える人材のネットワーク等の整備、その他STEAM教育の振興に資する事業を行っている。

理事長：浦嶋將年（東京大学総長室アドバイザー）
公式サイト：https://plij.or.jp/

■PLIJ STEAM・探求グランプリ

新たな学びの導入・拡大において優れた活動を担う人や団体を表彰することにより、社会全体において新たな学びへの気運醸成が加速し産学官公教の参画と連携が促進されることを期待して、2024年度より開始した。

募集期間：2024年10月1日（火）～12月31日（火）

■しまね未来共創チャレンジ

島根県の未来を担う若者の育成を目指し、2022年に高校生を対象にスタート。2024年からは大学生等を対象にした「U-25版」を新設し、高校生版では「やってみたいを解き放て」、U-25版では「事業を創り出せ！」をテーマに、若者たちの挑戦を支援している。

▼プログラムの特徴
①最大10万円の活動支援金
②地元経営者・社会人によるメンタリング
③全県的な産学官連携体制

3年間の実施を通じ、参加者数と協賛企業数は着実に増加。参加した高校生からは「島根捨てたもんじゃねぇ」という声も上がり、若者の地元への愛着と貢献意欲の向上に寄与している。2025年からはクラウドファンティングや企業版ふるさと納税等で支援を呼びかけ、さらなる発展を目指すという。

▼表彰式
日程：2025年3月17日（月）15時
会場：東京大学生産技術研究所An棟2F　コンベンションホール