映像メディアの価値を映す Screens

株式会社ビデオリサーチ（以下、ビデオリサーチ）は、2024年10月クールの番組好感度のランキング結果を発表した。なお、ビデオリサーチは、テレビ番組や配信コンテンツの総合的な“視聴質”評価がわかる「コンテンツカルテ」の調査を東京50km圏内にて年4回実施している。

■2024年10月クールの番組好感度ランキング、男女ともに1位は趣里主演の『モンスター』

10月クールの番組好感度ランキング1位は趣里主演の『モンスター』。また、『モンスター』は男性、女性それぞれのランキングにおいても1位だった。

男性における番組好感度ランキング2位は岡田将生・中井貴一主演の『木曜ドラマ・ザ・トラベルナース』、3位は『月曜から夜ふかし』という結果に。一方、女性における番組好感度ランキング2位は柳楽優弥主演の『金曜ドラマ・ライオンの隠れ家』、3位は鈴鹿央士・松本穂香主演の『嘘解きレトリック』がランクインした。

なお、男性における番組好感度ランキングでは、TOP5にランクインした番組ジャンルが「ドラマ」や「バラエティ」など様々。女性の好感度ランキングではTOP5すべて「ドラマ」となっており、男女でランクインする番組ジャンルに違いがある結果となった。

■「コンテンツカルテ」とは

「コンテンツカルテ」は、テレビ番組の視聴者からの評価や、他の配信コンテンツとの評価の比較、定点観測ができる“視聴質”サービス。調査は年4回（5月、8月、11月、2月）実施し、8月と2月は配信オリジナルコンテンツも一部調査対象としている。

テレビ番組や配信オリジナルコンテンツを対象に、各コンテンツ視聴者の視聴感および番組認知度、Fレイト（視聴頻度）、Qレイト（好感度）、番組視聴経路、クリエイティブ評価をまとめている。動画コンテンツの質的な評価のチェックや提供の効果検証に利用できる。

▼サービスページ
https://www.videor.co.jp/service/media-data/tvkarte.html

■調査概要

調査時期：2024年11月
調査地区：東京50km圏
目標標本有効数：2000サンプル
調査対象番組：5時～23時台に放送開始される25分以上のレギュラー番組

※例外として朝・昼の帯ドラマを含む
※スポーツ・スペシャル枠などの単発番組とマンガ、幼児番組は除く