朝日放送テレビ、科学放送番組『Q-1~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~』が2024年度 第55回 科学放送高柳賞 最優秀賞を受賞
編集部
朝日放送テレビ株式会社(朝日放送テレビ)制作の番組『Q-1~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~』(2023年9月24日放送)が、2024年度 第55回 科学放送高柳賞 最優秀賞を受賞した。科学放送高柳賞は、科学技術の進行とその知識の向上に役立つ優れた科学放送番組を奨励し、番組内容の向上に寄与することを目的とした賞になっている。
『Q-1~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~』(2023年9月24日放送15時20分~16時55分)
■番組内容
U-18たちが頭脳を武器に戦う本気の研究発表会が「Q-1」。それぞれ9分間のプレゼンテーションにまとめて研究発表し、競い合う、まさに“知の甲子園”が誕生した。大会で最も「未来・世界を変える探求」を発表した高校生が“最優秀イノベーター”として表彰される。2023年大会は、全国23都府県から87チームがエントリー。厳しい審査をくぐり抜け勝ち残った4校が、7月16日にお台場・日本科学未来館という、晴れの舞台で熱いプレゼンバトルを繰り広げた。
■出演者
MCを務めたのは林修と澤田有也佳アナの2人。スタジオ審査員には前年に引き続き、Google for Educationマーケティング統括部長や京大前総長、2025年大阪・関西万博プロデューサーなど各界の有識者たちが登場し、高校生たちと真剣に向き合った。
■出場校
出場校は、広島県立広島国泰寺高等学校(広島県)、筑陽学園高等学校(福岡県)、広尾学園高等学校(東京都)、灘高等学校(兵庫県)の4校。1組目の広島国泰寺高等学校は、3年生4名が1チームとなり出場した。地元・広島の特産品である「大野あさり」を海洋マイクロプラスチックゴミの環境問題から守りたいと「あさりのマイクロプラスチック排出の解明」をテーマに発表した。
2組目は、筑陽学園高等学校3年生の春山夏菜絵さん。自分自身の体験に基づいて開発したという「ADHDグレーゾーン」の人々を手助けするアプリについてプレゼン。
3組目には広尾学園高等学校の梶原由圭さんが登壇し、「多視点アート」という複数の視点からみるとそれぞれ違う形が見える立体について研究し、3Dモデルから考察した多視点アート作品を発表した。
最後は、灘高等学校2年生の中洋貴さん。中学時代、iPadの図形制作アプリを使って遊んでいるときに発見したという、数学界を驚かせる“新たな定理”を証明する探求を発表してみせた。
最優秀イノベーターに輝いたのは?また番組では大会後も引き続き4校を追いかけて密着取材。予選・決勝から大会後まで高校生活を探求にかけたU-18たちの熱き青春物語をお伝えした。
■番組スタッフ
プロデューサー:桒山哲治、平田翔子、大橋洋平、安井一成、青山速己、綿部裕基
演出:管沼誠
構成:成子貴也
期間限定でTVer配信(2月末まで)
https://tver.jp/series/sr0i36r0u2