UHB北海道文化放送、新事業「Actually」を開始!狩猟業界の課題を紐解き知ってもらうことが目的
編集部
フジテレビ系列の北海道文化放送株式会社(本社:北海道札幌市中央区)は狩猟業界の課題解決を紐解き、知ってもらうことを目的とする新プロジェクト「Actually」を立ち上げ、同YouTubeチャンネルを本日開設した。
同チャンネルでは、大みそかに地上波放送をするドキュメンタリー番組「Wonder Culture Trip―FACT-」第一回のほか、狩猟の現状を伝える動画を今後公開していく。
「知らないで生きていくより、知っていきたい」
広い視野、マクロの視点、俯瞰。人は、さまざまな観点から物事を見ます。
そして、それぞれの感性を通して、事実を見つけ、区別します。
「Actually」は、そのすべての視線から、目を逸らしません。
狩猟映像は、ある視点からテレビで公開することを自粛しています。
自分で探しにいかなくては、そこに辿り着くことはありません。
まずは、この「Actually」という場所を、狩猟の今を知ることができる目的地にします。
狩猟の背景で、いま何が課題で、何が問題で、何が起こっているのか。
どんな行動をして、どんな結果になって、どうスタックしているのか。
あなたが食べた昨日の肉は、どこで獲られ、どこで捌かれ、どこの森から来たのか。
私たち「Actually」は、ここが日本のあらゆる課題の縮図だと感じています。
言葉や文字といった当たり前のコミュニケーションツールのように、
「いただく」ことの事実を、多くの人が当たり前に認識できる日々に向かって。
知ることから目を背けない日々が訪れることを祈って。
きっと、視点を変えれば、新しい答えは見えてくるはず。
■新事業「Actually」について
北海道文化放送 東京支社営業部 兼 IPビジネスセンター・上村俊
―事業コンセプトと全体像
狩猟業界の課題解決を目指すUHBの新事業「Actually」は、地上波テレビやYouTubeなどのデジタルコンテンツを活用し、世の中に広く狩猟業界の現状を伝えていく。今後、狩猟業界を担う自治体・企業・団体・個人とも協業、ビジネスとしても継続性のある枠組みを構築し、北海道のローカルテレビ局として地域の課題解決の一助を担うことを目指していきたいと考えているとのこと。
―事業立ち上げの背景
日本を取り巻く環境は「少子高齢化から始まる地方の衰退」など、様々な課題感に溢れている。狩猟業界もその縮図のような状況になっている。ハンターの高齢化、技術伝承の難航、ハンター専業として活動することの難しさ、参入障壁の高さ、農畜林業被害、人的被害、動物愛護の観点。広大な大地にエゾシカやヒグマなどが多数生息、本州とは違うダイナミックな自然環境の北海道はまさに狩猟大国でもある。北海道のローカル局としてその課題を紐解き、さらには解決する為の突破口をつくることが大切であると考え、事業立ち上げに至った。
―今後の予定
狩猟、音楽、食などのアイヌ文化を探り、次世代に言葉を紡ぐドキュメンタリー番組『Wonder Culture Trip ―FACT―』の第一回を、12月31日午前9時50分よりUHB(北海道地上波ローカル)で放送。同日11時からYouTubeチャンネルでも同番組を配信する。
また、ハンター向けプラットフォーム「Fant」の開発・運営を手掛ける、株式会社Fant(本社:北海道河東郡上士幌町、代表取締役 高野沙月)と協業し、イベント会場に出店する飲食店へのジビエ調達を実施するなど、狩猟業界の各社との連携を予定している。「Actually」自身が、狩猟業界の現状を知るために様々な取材活動を行い、動画配信をしていく。
「Wonder Culture Trip ―FACT―」第一回 放送概要
放送日時:2024年12月31日(火)ごぜん9時50分~10時50分
放送:北海道地上波ローカル(UHB)
URL:https://www.uhb.jp/program/wct_fact/
YouTubeチャンネル「Actually」を開設
同プロジェクトのプラットフォームとして、YouTubeチャンネル「Actually」を開設し、ドキュメンタリー番組「Wonder Culture Trip ―FACT―」の第一弾番宣動画を公開しました。12月31日午前11時には番組本編を配信します。今後は、同番組の未公開映像や、北海道の狩猟業界の現状を伝える動画を順次公開いたします
YouTubeチャンネル「Actually」