民放連賞、テレビグランプリは信越放送『SBCスペシャル 78年目の和解 サンダカン死の行進・遺族の軌跡』
編集部
日本民間放送連盟は11月6日(水)、「第72回民間放送全国大会」をグランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールで開催した。その中で、民放連賞の各部門の表彰、およびグランプリ、準グランプリの発表と表彰が行われた。
大会式典では、遠藤龍之介・民放連会長のあいさつ、来賓祝辞では石破茂・総理大臣からのビデオメッセージによる祝辞があった後、 村上誠一郎・総務大臣、稲葉延雄・NHK会長から、それぞれ祝辞が述べられた。
また、港浩一・大会委員長が以下の「大会宣言文」を読み上げ、満場一致でこれを採択した。
第72回民間放送全国大会
宣 言
日本各地で自然災害が猛威を振るい、世界に紛争や分断が広がるなか、信頼できる情報の価値が一層高まっている。
われわれ民間放送は、確かな情報と良質な番組により、健全な民主主義社会の発展に寄与してきた。多様な価値観や人権が尊重される持続可能な明るい未来のために、激変するメディア環境にひるむことなく挑戦し、人々の信頼に応えていくことを誓う。
第72回民間放送全国大会にあたり宣言する。
2024年11月6日
一般社団法人 日本民間放送連盟
2024年日本民間放送連盟賞の表彰
この1年間の民放界を代表する番組や事績など4部門を表彰し、受賞各社の代表にトロフィー・楯が贈呈。ラジオ・テレビ別に番組部門全種目の最優秀とこれに次ぐ優秀1番組をグランプリ候補とし、その中から以下の番組に「グランプリ」「準グランプリ」が送られた。
●ラジオ部門のグランプリはラジオ沖縄の『白線と青い海~早川さんと饒平名さんの730(ナナサンマル)~』、準グランプリは山梨放送の『リスタート~ギャンブル依存症回復への道~』が受賞。
●テレビ部門のグランプリは信越放送の『SBCスペシャル 78年目の和解 ~サンダカン死の行進・遺族の軌跡~』、準グランプリは日本テレビのドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に◼︎された』が受賞した。
受賞番組は、後日それぞれ全国向けに放送される予定だ。
情報の出典は 民放連ウェブサイトhttps://j-ba.or.jpより