TBS、韓国CJ ENMとドラマ・映画の共同制作で合意!アジアからの世界的ヒットを狙う
編集部
TBSグループは、韓国の総合エンターテイメント企業CJ ENM(シージェイ・イーエヌエム)と今後3年で3本以上の地上波ドラマ、2本の劇場用映画を共同制作することで合意した。
共同制作されたドラマは、2025年のTBS地上波ゴールデンタイムで少なくとも1本が放送されることが決定しており、将来的には日韓で同時放送や、映画の同時劇場公開なども検討していく予定。
TBSとCJ ENMで締結した戦略的パートナーシップ協定の一環として、今年3月にTBSグループのTBSテレビ、TBSスパークル、THE SEVENのクリエイターと、CJ ENMグループ傘下のStudio Dragon(スタジオ・ドラゴン)、CJ ENM STUDIOS(シージェイ・イーエヌエム・スタジオズ)など制作会社に所属するクリエイターが、韓国でワークショップを実施した。
今年の下半期には日本で2回目のワークショップを開催予定。今後も引き続きクリエイターの研修を行うことで、両者の強固なネットワークを構築していく。また、日本と韓国のトップクリエイターの交流を通じて世界中の視聴者の注目を集めるコンテンツの制作を目指す。
■CJ ENMについて
韓国・ソウルに本社を持つ、グローバルエンターテイメント企業。1995年以降、メディアコンテンツ、音楽、映画、舞台、アニメ等の幅広いビジネス領域に参画し、最高のオリジナルコンテンツをさまざまなメディアプラットフォームに提供。カンヌ映画祭で受賞した『パラサイト 半地下の家族』や、トニー賞を受賞したミュージカル『キンキーブーツ』、韓国の映画興行記録を作った『バトル・オーシャン 海上決戦』等の映画、『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』をはじめとする人気ドラマ、『I Can See Your Voice』といったバラエティ番組など、世界中で評価の高いコンテンツを企画、制作、配給している。CJ ENMはドラマ専門制作スタジオ「Studio Dragon」、アメリカに本社を持つ「Fifth Season」、K-OTTコンテンツ制作スタジオ「CJ ENM STUDIOS」などメジャーの制作・配給スタジオを保有している。
全世界規模で楽しむ「KCON」や「MAMA AWARDS」といった音楽イベント・アワーズも手掛けている。
■TBS海外事業について
TBSは1960年代以降50年以上にわたり、ドラマやバラエティ番組、アニメ、映画などすべてのジャンルの海外展開に積極的に取り組んでいる。特に『VIVANT』『TOKYO MER~走る緊急救命室~』『半沢直樹』などの大ヒットドラマや、『SASUKE』『風雲!たけし城』などのバラエティ番組のフォーマットが各国で人気を博し、累計の販売実績は、世界160を超える国・地域に数百作品、数万話におよぶ。さらに、近年は動画配信やIP活用による商品化、出版、テーマパーク、タイアップなど「マルチ展開」にも活動を広げている。