第74回NHK紅白歌合戦「視聴者が最もくぎづけになった歌手によるパフォーマンスシーンは?」
編集部
REVISIOは、2023年12月31日(日)に放送された第74回NHK紅白歌合戦について、「どのシーンが注目されたのか?」を分析した。司会は、有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造の4人。出場歌手は、紅組22組、白組22組の計44組。
特別企画として、クイーン+アダム・ランバートが「Don't stop me now」を披露。番組のテーマは「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」であり、国境やジャンルを超えて、音楽でつながる、そんな大みそかになることを願って付けられたテーマであった。
最も視聴者をくぎづけにしたのは、YOASOBIが「アイドル」を歌唱中!
年末に放送された第74回NHK紅白歌合戦がどのように見られていたかを、NHK関東の地上波放送かつ個人全体を対象に集計。結果、注目度が高かった歌手によるパフォーマンスシーンの1位から5位は、下記のとおりとなった。(注目度が高いとは、テレビの前の視聴者がくぎづけになったことを表す)
1位:23時18~20分 YOASOBIの「アイドル」75.2%
注目度が一番高くなったのは、YOASOBIの「アイドル」の途中でSEVENTEENが登場した辺り。その後、さまざまなアーティストが登場し、曲が終わるまで注目された。2023年の日本の音楽チャートを席巻した「アイドル」は数多くの音楽チャートで1位を獲得。今回の紅白は、日本の音楽番組で初パフォーマンスとなった。今年話題になった楽曲が、一番注目される結果であった。
2位:22時20分 YOSHIKIがHEATHに捧げる2曲のうちのひとつ「Rusty Nail」73.4%
2番目に注目されたシーンは、「Rusty Nail」のサビの部分で難波章浩が歌い始めた辺りから。様々なアーティストが代わる代わる歌い、曲が終わる辺りまで注目された。ネット上でも話題になったシーンのひとつで、「Rusty Nailカッコ良すぎて記憶が飛びそう」「トンデモねぇ布陣のRusty Nail」などコメントが飛び交った。
3位:23時40分 全アーティストのプレイバックシーン 72.9%
3番目に注目されたシーンは紅組、白組への投票中。全アーティストのプレイバックが映されたシーン。鈴木雅之からミッキーマウスが映った辺りまでが注目された。
4位:22時23分 ポケットビスケッツさんの「YELLOW YELLOW HAPPY」70.3%
4番目に注目されたのは、ポケットビスケッツとブラックビスケッツの過去の映像シーンが流れた辺り。ポケットビスケッツが「YELLOW YELLOW HAPPY」の最初のサビを歌い終わる辺りまで注目された。
5位:21時26分 特別企画「ディズニー100周年スペシャルメドレー」70.3%
5番目に注目されたシーンは、特別企画「ディズニー100周年スペシャルメドレー」の中の1シーン。Stray Kidsと櫻坂46の後に山寺宏一が出てきて、「フレンド・ライク・ミー」を歌い終わるまで注目された。「#ディズニーメドレー」がSNSのトレンドランキングに入るなど、話題を集めたシーンのひとつであった。
※審査シーン等、歌手によるパフォーマンスシーン以外はランキングの対象外
注目度について
テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表す。シーンに注目している度合いがわかる。