REVISIO、『M-1グランプリ2023』視聴者がくぎづけになったシーンを分析
編集部
家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「注視」を測るREVISIO株式会社(以下、REVISIO)は、12月24日(日)にテレビ朝日系列で放送された、『M-1グランプリ2023』について、どのシーンが一番視られていたのか、毎分の注目度データを使って分析した。(注目度が高いことは、テレビの前の視聴者がくぎづけになったことを表す)
『M-1グランプリ2023』は、吉本興業・朝日放送テレビ・テレビ朝日主催の漫才コンクール「M-1グランプリ」の第19回大会。ABCテレビ・テレビ朝日系列にて放送された。大会スローガンは「爆笑が、爆発する。」だった。
決勝は12月24日に行われ、令和ロマンが優勝し、賞金1000万円を獲得。ファーストラウンドで1番手の優勝は、第1回大会の中川家以来、2組目という快挙となった。また、結成5年8カ月での優勝は、2003年のフットボールアワー(4年8カ月)に次ぐ最短記録。
2位はヤーレンズ、3位はさや香という結果となった。
■『M-1グランプリ2023』で一番視聴者がくぎづけだったのは、令和ロマンの優勝が発表されたシーン!
●第1位: 最も注目されたシーン 22:06~22:08 優勝は令和ロマンだと発表されたシーン
注目度:75.7%
ファイナルジャッジというナレーションが入り、審査結果が令和ロマンと表示され優勝が分かったシーン。松本人志がトロフィーを授与し、続いてナイツの塙宣之が優勝賞金を授与、山田邦子が副賞を授与した。司会の今田耕司が今の心境をインタビューし、その後審査員の中で最初にコメントした松本人志の発言が終わる辺りまで注目された。
●第2位: 2番目に注目されたシーン 21:46~21:48 2位になったヤ―レンズのネタが始まって1分くらいのシーン
注目度:72.7%
ヤーレンズのネタが始まって1分の辺りから注目された。ラーメン屋さんのネタを披露。クセある店主の行動に客がツッコミを入れる展開で、度々笑いを誘っていた。「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」みたいな店だと言う客の発言に何も反応していなかったのに、店名が「麺ジャミン・バトン」だという事が判明し、再び会場は笑いの渦に。最後にお会計をして、領収書をもらうコントのラスト部分まで注目された。
●第3位: 3番目に注目されたシーン 21:40~21:42 優勝した令和ロマンのネタが始まって、1分30秒後くらいのシーン
注目度:70.4%
令和ロマンのネタが始まって1分30秒の辺りからネタの最後まで注目された。サブスクでおすすめのドラマを髙比良くるまが一人で再現し、突拍子もない行動や発言に、松井ケムリが突っ込むというストーリー。ツッコミの度に会場から笑いが漏れ、ネタの最後まで注目された。
■分析データの概要
日時:2023年12月24日(日)18:30~22:10
放送局:テレビ朝日
属性:個人全体
地域:関東地域
調査パネル: 関東2,000世帯
指標:注目度※1、世帯視聴率※REVISIO計測による
※1 注目度とは?
テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を向けていた人(注視者)の割合を表す。シーンに注目している度合いがわかる。