岡山放送、テレビ局のリソースを活用した「OHKウェブコンサルティング」を正式ローンチ
編集部
岡山放送株式会社(本社:岡山市北区下石井二丁目10-12 、以下OHK )は、「OHK ウェブコンサルティング」事業を正式にローンチした。
この事業は、放送局のコアコンピタンスを活用したイノベーションであり、デジタル時代の「新しい地域貢献」と位置付けている。スマートフォンの出現により24時間365日のネット環境が整い、消費者はいつでもどこでもネットの情報を参照できるようになった。消費者は何を買うにしてもネットを通じてさまざまな情報に触れ、比較検討した上で全国から選べる時代となり、超競争社会に突入している。
企業にとって、自社のウェブサイトは最も重要なメディアの一つ。消費者の検索結果に表示されたウェブサイトの内容を参考に商品やサービスの購入を決めるなど、意思決定に大きな影響を与えている。多くの企業がサイトのデザインをリニューアルしてみたり、ECサイトを作ってみたり、またSEOやSNS・リスティング広告、メルマガetc......などのマーケティング活動を懸命に行っているが、課題も多くある。

「OHKウェブコンサルティング」は、戦略的にウェブを活用したマーケティングサービス。調査分析を通して企業独自の「戦略」を構築し、ブランディングを行った後にマーケティング活動の制作から運用サポートまで一気通貫で提供。必要に応じて新商品やサービス開発なども行う。

「成果につながる集客」とは、潜在的な顧客に向けてメッセージを発信して集客すること。ニュース取材やインタビュー技術を応用したデザインリサーチで自社の商品やサービスに「相性の良いお客様」と「自社の強み」を明確にして戦略を構築し、番組制作由来のウェブコンテンツで「自社が選ばれる理由」を分かり易く伝えることで成果につなげる。事業が企画されたきっかけは、戦略から構築した「OHKアプリ」で大きな成果を上げているため。ユーザー1人当たりの利用状況を自社の公式サイト「OHK WEB」と比較するとPV:13,000%以上、売上:2,500%以上という非常に高い状況にあり、テレビのように毎日利用するアプリとしてローンチして2年が経過した現在でも右肩上がりで成長を続けている。

コンサルティングとデザイン制作は、デザインコンサルティングファームとして豊富な経験と実績を持つ株式会社WILD THINKとの業務提携により共同で提供。地域企業にとってデジタル対応はもはや「社会課題」。いかに素晴らしい技術や商品を持っていても、戦略的にウェブサイトを整えることができなければインターネットがもたらした超競争社会で生き残ることはできない。
「OHKウェブコンサルティング」事業は、放送局が今まで培った強みを活用して新しい形で地域企業に貢献することで急成長するデジタル市場に挑戦する、生き残りをかけたイノベーションだ。
