読売テレビ、ロボットプログラミング教室「プログラボ」の「ytv 動画コンテスト」を開催
編集部
読売テレビと阪急阪神ホールディングスグループの株式会社ミマモルメ(本社:大阪市福島区)が共同で構成するプログラボ教育事業運営委員会では、子ども向けロボットプログラミング教室「プログラボ」の生徒が制作したロボットについて、自ら撮影・編集してまとめた動画を対象に、読売テレビ社員らが審査・講評を行う「ytv 動画コンテスト」を開催した。

プログラボでは、子ども達の「夢を実現するチカラ」を育むため、レゴ®を教材としたオリジナルのカリキュラムを提供しており、授業の一環として、社会で不可欠な“仲間に伝える表現力”を重視の上、成果を発表するプレゼンの場も設けている。
なかでも、デバイスやアプリの普及でより身近になった動画制作は、子ども達の自己表現の重要なスキルとして積極的に学びに取り入れており、運営を担う読売テレビでは、番組制作で培ったノウハウを次世代に還元することを目的に、昨年に続き今年も「ytv 動画コンテスト」を開催することになった。

動画は2021年4月~7月分のカリキュラムで取り組んだロボット競技等を、主に小学校高学年~中学生が自ら3分以内にまとめたもの。随所にミッションが課されたコースを走らせてポイントを競う「プログラボカップ ミドル部門」、SDGs 課題を施したコースに挑みながら調べ学習を行う「SDGs 部門」、国際的なロボットコンテストである「ワールド・ロボット・オリンピアード(WRO)」の参加に係る取り組みをまとめた「WRO 部門」、テーマそのものから自分で設定して解決・実現するロボットを制作する「探求部門」などに分かれ、全国19教室から273作品がエントリー。
教室審査・エリア審査を通過した作品は
①テーマ設定のユニークさ
②そのテーマが十分に伝わる内容か
③仲間達が「見たい」「参考になる」
など、感動する“共有価値”という3つの基準を基に、読売テレビ社員ら9人が最終審査を行い、12 作品が優秀賞に輝いた。優秀賞に選ばれた12作品は、プログラボ公式 YouTube チャンネル内で公開されている。

プログラボ教育事業運営委員会は、2016 年、「知識・技能」だけでなく「思考力・判断力・表現力」を持ち、「主体性をもって多様な仲間と協働できる」真に社会に求められる人材を輩出したいという思いから、ロボットプログラミング教室「プログラボ」をスタート。現在、直営校・フランチャイズ校を合わせ、北海道・関東・中部・関西・九州で51校、私立の学校内教室10校の計61校を運営し、約6,300 名が在籍しているほか、自治体等へのプログラミング教育の導入支援を行っている。