関西で人気度No.1は大谷翔平!ビデオリサーチ「タレントイメージ調査関西地区版」「インフルエンサー調査」の事業化に向けてプレ調査を実施
編集部
株式会社ビデオリサーチは、キャスティング情報として提供している「タレントイメージ調査」(東京50km圏、年2回調査)について、地域によるタレントへの生活者のイメージの違いや、マーケティング戦略として注目度が高いYouTuberをはじめとしたインフルエンサーの人気度などについて明らかにするため、実験調査を行い、その結果をまとめ、発表した。
関西で人気度No.1は「大谷翔平」!「ミルクボーイ」の人気度41%は関東の2倍
関西地区男女12~69才における人気度No.1は「大谷翔平(67%)」、第2位は「サンドウィッチマン(65%)」と僅差ではあるが、関東(東京50㎞圏)の順位が逆転となる結果に。
また、上位10位の人気度において、ほぼすべてのタレントで関東よりも高くなっており、関西はタレントに対する関心が高い様子がうかがえる。(図表1)
次に、人気度の傾向について東西の違いを見ると、「ミルクボーイ(41%)」、NMB48の「 渋谷凪咲(32%)」は関東での人気度の2倍以上になっているなど、関西出身のタレントに対する好意の高さが顕著な結果となっている。(図表2)
Z世代で人気度No.1のインフルエンサーは「HIKAKIN」、男性ファンの熱量が高め
若年層に影響力を持つYouTuberなどインフルエンサーについて人気度の傾向を見ると、Z世代(ここでは男女12~26才と定義)で人気度No.1は「HIKAKIN(32%)」、次いで「フワちゃん(27%)」「はじめしゃちょー(27%)」とテレビ番組やテレビCMにも出演歴を持つインフルエンサーがTOP3を占めている。また、個人全体(男女12~69才)の人気度を大きく上回っており、若年層での注目の高さが読み取れる。(図表3)
次に、Z世代での人気度について男女の違いを見ると、男性人気度No.1「HIKAKIN(39%)」は、女性における人気度より15pt高く、一方で女性人気度No.1「フワちゃん(34%)」は男性の上位5位に入っていないなど、インフルエンサーに対する好意はZ世代の男女において異なる様子がうかがえる。 (図表4)
【調査概要】
■調査期間 2023年7月7日(金)~7月23日(日)
■調査地区 東京50㎞圏、関西地区
■調査対象者 男女12~69才
■調査パネル ACR/ex調査
■有効標本数 4,591s(東京50㎞圏)、1,704s(関西地区)
■リクルート方法 エリア・ランダム・サンプリング(ARS)
■調査手法 回答専用タブレットによるインターネット調査
■対象タレント数 1,000タレント、インフルエンサー20組
■質問内容 「認知」「好意」「イメージ」