REVISIO、CMクリエイティブ CスコアランキングTOP10を発表【動画・音楽配信アプリ編】
編集部
REVISIO株式会社(旧TVISION INSIGHTS株式会社、所在地 :東京都千代田区、以下REVISIO)は、2022年4月から2023年2月の期間で、視聴者の視線を釘付けにしたテレビCMのランキング「CMクリエイティブCスコアランキングTOP10【動画・音楽配信アプリ編】」を公開した。
CMクリエイティブ Cスコアランキングの概要
どのようなCMクリエイティブが、視聴者からよく見られたのかを明らかにするため、2022年4月から2023年2月の期間に、コア視聴層(男女13〜49歳)が注視したCMクリエイティブのランキングを作成。
ランキングは
■関東にて2022年4月-2023年2月に初回放送があり、かつ250GRP以上出稿の15秒・30秒CMを対象に、250GRP時点のCスコアでランキング
■年末年始やW杯開催など、通常と異なる見られ方をする期間に出稿開始したCMを除外
■同一企業が複数ランクインした場合は、最もスコアが高いCMのみを掲載
という条件のもと算出した。上記条件にあてはまる「動画・音楽配信アプリ」のカテゴリーのCM数は 86CM だった。
ランキングに使われている「クリエイティブスコア(Cスコア)」は、クリエイティブを評価するためのもので、放送枠の平均的見られ方のCMに対して、どれくらいよく見られたかを評価するREVISIO独自の指標である。
■CMクリエイティブ CスコアランキングTOP10【動画・音楽配信アプリ編】(属性:男女13-49歳)
■ピックアップCM
1位は、アマゾンジャパン『アマゾンプライムビデオ「劇場版 呪術廻戦0 その2」篇』だった。人気の「劇場版 呪術廻戦0」が、プライム会員であれば無料で観れると訴求したCM。
毎秒でのCMの注視は上図となった。呪術廻戦のロゴ部分で一番注視が高くなった。呪術廻戦だということが分かり、視聴者の目を惹いたと考えられる。また、いつものプライムビデオの音声とともにロゴが出る部分でも注視があがった。通常ブランドロゴは注視が下がる傾向があるのに対し、最後のロゴ部分までしっかり見られていた。
■6位は、HJホールディングス「フールーうさぎ~オーディション、映画篇」
ウサギのフーとルーは、自分の好きな作品を観るためにテレビ画面の取り合いをしているが、最後には二人で一緒にHuluを楽しむ、というコンセプトのCM。どちらの作品を観るのかダンスをしながら取り合いをしている姿がとてもキュート。今回のうさぎダンスは世界的に活躍する人気ダンスパフォーマンスグループ「s**t kingz」が担当している。
クリエイティブスコア(Cスコア)について
CスコアはCMクリエイティブを評価する指標。例えば、Cスコア:150のクリエイティブAと、Cスコア:100のクリエイティブBがあった時、放送局や時間帯の影響を極力排除すると、クリエイティブAはクリエイティブBの1.5倍注視されたと評価できる。