コネクテッドTV白書2025イメージ画像
REVISIO、コネクテッドTVの視聴傾向についてまとめた資料「コネクテッドTV白書2025」を発表
編集部 2025/4/8 16:00
家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「アテンション(注視)」を計測するREVISIO株式会社(以下、REVISIO)は、コネクテッドTV(以下、CTV)の視聴傾向について、研究結果をまとめた資料「コネクテッドTV白書2025」を発表した。
コネクテッドTV白書は、全国大規模アンケートとREVISIO実測データの両方を用いて、誰が・なぜ・どのようにテレビスクリーンで何を視聴しているのか、年々成長を遂げているCTVの視聴実態を明らかにしている。
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■本研究の背景と目的
昨今のCTV視聴の普及に伴い、CTV広告市場の拡大が進んでいる。広告主のCTVへの注目度が高まる一方、CTVを評価し分析するための意識データや視聴データはまだ数が少ない状況が続いている。本研究では、視聴者のCTV視聴の実態について、意識データと視聴データを掛け合わせることで、深く分析。動画サービス毎の視聴データや、共視聴(2人以上で視聴すること)の傾向などを様々な切り口でまとめており、今後のCTVの展望を考えるにあたってのヒントになることが期待されている。
本研究ではREVISIOが保有する関東エリア2,000世帯から得られるCTV視聴データと、REVISIO独自に実施をしたスクリーニング調査35,000名、本調査3,000名のアンケートデータを利用している。また、REVISIOデータが2024年に関東全パネル世帯をカバーしたことに伴い、主要データを通年データに改定し、より全体像がわかりやすいよう、アップデートした。
研究結果の概要
■CTVの動画サービス視聴は定着。YouTubeの平均視聴時間が1位となり、Amazon Prime Videoの平均視聴時間は民放キー局レベルに
CTV視聴世帯における各動画サービスの平均視聴時間は、「YouTube」が60.1分/日と1位を記録。Amazon Prime Videoは17.0分/日とテレビ東京の14.9分/日を超え、CTV視聴の定着が伺える。
■注視度において、CTVが地上波より高い傾向は続く。局動画サービス別ではDisney+が1位に
『地面師たち』『SHOGUN 将軍』など多くの視聴者を獲得した注目タイトルの独占配信が、注視度を大きく引き上げている可能性を示唆している。