読売テレビ、大阪・関西万博「いのちの遊び場 クラゲ館」の制作に協力!360度映像コンテンツが報道機関に公開
編集部 2025/4/7 12:30
読売テレビ放送株式会社(以下、読売テレビ)が制作に協力した、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」で上映される 360度映像コンテンツが完成し、報道機関に公開された。
「いのちの遊び場 クラゲ館」は、数学研究者でジャズピアニスト(作曲家)、STEAM(※)教育者でもある中島さち子プロデューサーによる「いのちを高める」をテーマにしたパビリオンで、読売テレビがパートナーとして協賛している。
パビリオンの地上階では、来場者が実際に触れることで音を奏で、創造性を刺激するさまざまなコンテンツが展示されている。また、地下では、読売テレビが制作に協力した360度映像が生演奏とともに上映されるコンテンツ「わたしを祝う」を体験できる。
※STEAM…科学(science)、技術(technology)、工学・ものづくり(engineering)、アート(art)、数学(mathematics)の頭文字を組み合わせた、心躍動する、創造的・実践的・横断的な学びを表す造語。
読売テレビが全体の構成・演出にも参画した360度映像は、クラゲによるいのちの旅を通して、自然界の美しさや多様性などを表現しているほか、国内や海外で受け継がれてきた伝統的な祭りや芸能による“いのちの高まる瞬間”の神秘さや生命力を伝えている。読売テレビは、中島プロデューサーが思い描く世界観を映像化するため、国内13か所、アルゼンチンやセネガルなど世界3か国(4バージョン)で、祭りや伝統芸能の撮影を行ったほか、年齢、性別、国籍、障がいなどさまざまな違いを持つ約80人がいっしょになって中島プロデューサーと作り上げる新しい祭りを読売テレビのスタジオで撮影した。
「わたしを祝う」では、音楽家による生演奏も行われ、来場者は、臨場感のある映像と楽器の響きに包まれながら、いのちの尊さや祭りの熱気を全身で感じることができる。「わたしを祝う」の体験は予約制で、上映時間は約10分となる。
■シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」
Webサイト:https://expo2025-kuragepj.com/
Instagramアカウント:expo2025_kuragepj
■シグネチャーパビリオンとは
テーマ事業は大阪・関西万博を象徴・代表する事業であり、8名の専門家がつくるパビリオンは、テーマをそれぞれの哲学から語り深める署名作品でもあることから、シグネチャーパビリオンと名付けられている。8名のテーマ事業プロデューサーが大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を、それぞれ固有の観点から解釈、展開し、未来に生きる人々に繋ぎ渡すパビリオンを建設した。
■「わたしを祝う」とは
「いのちの遊び場 クラゲ館」の地下で行われる、全身でいのちの高まりを感じる参加型の映像体験である。前半では、こどもたちが描いたクラゲと共に遊び、原始生物クラゲと共に、いのちの誕生の様子や雄大な自然の風景をめぐることで、万物に宿る創造性を感じることができる。後半では、人や土地が協奏して脈々と受け継がれている国内や海外の創造的な祭りを巡り、最後に多様な方々と共に、歩き、自由に踊る。日替わりで2人以上の音楽家が登場し、映像に乗せて生演奏を行い、映し出される祭りと合わせて来場者は万人万物のいのちを祝う、新たな祭りを体験する。