TBSテレビ×博報堂DYメディアパートナーズ、AaaSを活用した「Target Impression保証メニュー」を提供開始
編集部 2025/3/31 11:00
株式会社TBSテレビ(以下、TBSテレビ)と株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(以下、博報堂DYメディアパートナーズ)は、AaaSを活用した「Target Impression保証メニュー」の提供を開始した。
博報堂DYメディアパートナーズは、Tele-Digi AaaSを活用した、キャンペーン期間中の目標露出量を確実に達成できるテレビデバイス向け広告運用メニューを展開してきた。今回はTBSテレビとともに、市場環境や広告主の要望を踏まえ、順次適用範囲を拡大していく。
■“Tele-Digi AaaS”について
“Tele-Digi AaaS”は、博報堂DYメディアパートナーズが提唱する、広告主の広告効果最適化を通して事業成長に貢献する次世代型モデル「AaaS」(※2)のソリューションのひとつ。テレビとデジタル(テレデジ)を統合的に管理し、効果的・効率的な広告運用を行う。
本メニューでは、Tele-Digi AaaSを活用して、地上波テレビ広告の各ターゲット視聴率を「Target Impression」に換算し、放送局が保有するTVerのコネクテッドTV広告枠と指標を統一した運用を実現する。また、Tele-Digi AaaSで地上波テレビ広告とコネクテッドTV広告の実績を常時モニタリングし、統合管理することで、キャンペーン期間中の露出目標を確実に達成することが可能な広告運用を目指す。
AaaSは、広告主のKPI達成に向け、地上波テレビ広告枠とコネクテッドTV広告枠と連携し、リアルタイムに広告配信を統合的にオペレーションするネットワークの構築を目指している。AaaSが最適なオペレーションを実施し、複数の放送局を横断したバイイングを行うことで、広告枠の運用と露出を最適化する。
例えば、日本テレビ放送網とは放送局のプラットフォームとAPIを通じて連携しており(※3)、TBSテレビ、フジテレビジョン、テレビ朝日、テレビ東京などとはTele-Digi AaaSを活用したオンライン連携を推進している。
連携する放送局の広がりに伴いネットワークを拡大し、横断的なオペレーション精度を高め、より高度な運用型テレビ広告を実現することで、広告効果の最大化と運用効率の向上を推進する。
博報堂DYメディアパートナーズはこれからも、広告の効果最大化を可能にするメディア各社の取り組みと緊密に連携することによって、博報堂DYグループの各広告事業会社とともにメディアの広告価値の向上と広告主の事業目標の達成に貢献していくという。
(※1)本メニューは、2024年9月にフジテレビにてテスト運用を開始し、検証を重ねて提供開始に至った。
(※2)広告業界で長らく続いてきた「広告枠の取引」によるビジネス(いわゆる「予約型」)から「広告効果の最大化」によるビジネス(いわゆる「運用型」)への転換を見据えた、博報堂DYメディアパートナーズが提唱する広告メディアビジネスのデジタルトランスフォーメーションを果たす次世代型モデル<AaaS®は博報堂DYメディアパートナーズの登録商標>
(※3)AaaSは、日本テレビ放送網株式会社が3月4日にローンチした「アドリーチマックス プラットフォーム」と「AdRM-API」を通じたオンライン接続を、2025年4月から開始する予定。