ビデオリサーチ、テレビCM×デジタル広告運用の最適化を支援するシミュレーションツール「Key-Jack Simulator」をリニューアル!
編集部 2025/3/31 11:00
株式会社ビデオリサーチ(以下、ビデオリサーチ)はテレビCMとデジタル広告のトータルリーチを推計するシミュレーションツール「Key-Jack Simulator」(キージャック シミュレーター 以下、KJS)をリニューアルし、2025年4月1日から提供を開始する。
「KJS」は、テレビCM、デジタル広告運用の最適化を支援するシミュレーションツールで、2021年1月にサービスを開始した。テレビCMと複数のデジタル広告(※)の出稿条件を設定することで、想定キャンペーンのトータルリーチを算出できる。また、キャンペーンの総予算と出稿条件を設定することで予算の最適出稿配分も算出でき、広告リーチの最大化に貢献、より戦略的なプランニングの実現をサポートする。
※対象デジタル広告:YouTube、Facebook、Instagram、X、LINE
■リニューアルにあたり「STREAMO」のデータを採用
今回のリニューアルでは、デジタル広告推計のデータソースとして動画配信プラットフォームの利用実態を把握できるビデオリサーチのサービス「STREAMO(https://www.videor.co.jp/service/media-data/streamo.html)」(ストリーモ)のデータを採用した。「STREAMO」のデータの対象者はテレビ視聴率調査の対象者と同一なため、「KJS」を利用することで、同じ対象者から得た実測データを基にテレビCMとデジタル広告のリーチ状況や重複を算出することができる。
また、出稿デバイスにコネクテッドTV(以下、CTV)を指定したシミュレーション機能を追加するほか、対象属性も18歳以上から4歳以上に拡大し、職業設定も追加になる。より一層実際の出稿計画に近い条件でシミュレーションすることが可能になり、広告出稿プランニングに役立つ。
■「KJS」リニューアルのポイント
▼CTV出稿のシミュレーション機能が追加
YouTube設定時はシミュレーション条件に出稿デバイスも設定可能。「すべてのデバイス」「CTVのみ」とそれぞれの出力結果の比較から、リーチ状況を踏まえたプランニングに繋げられる。
▼シミュレーション対象属性の拡大
対象年齢を18-69歳から4歳以上に拡大。また、職業区分(給料事務、給料労務、自由・管理・商工・自営、学生、主婦・無職・その他)の設定も可能になった。