日本テレビ×虎ノ門ヒルズの情報発信拠点「TOKYO NODE」、最先端テクノロジーの祭典「SXSW 2025」に共同出展が決定
編集部 2025/2/28 06:00
日本テレビホールディングス株式会社(以下、日本テレビ)と森ビル株式会社が運営する虎ノ門ヒルズの情報発信拠点「TOKYO NODE」は、アメリカ・テキサス州オースティンで開催される世界最大級のクリエイティブ・カンファレンスイベント、「サウス・バイ・サウスウエスト2025(略称:SXSW 2025)」に共同出展することとなった。
同イベント内にて3月9日から12日(現地時間)に開かれる「SXSW Expo」内に設置されるブースで、日テレ共創ラボのプロジェクトおよびTOKYO NODEの研究開発チーム「TOKYO NODE LAB」のプロジェクトを、体験型コンテンツを交えて多数紹介する予定となっている。
今回の出展を通じ、日テレ共創ラボとTOKYO NODEは、領域やジャンルを超えた多様な企業やクリエイターとのコラボレーションを一層促進し、新たな都市体験やコンテンツの創出を目指していくという。
■出展概要
日時:2025年3月9日(日)~12日(水)※現地時間 午前9時から午後4時まで
場所:オースティン・コンベンションセンター(アメリカ合衆国テキサス州オースティン)
出展エリア:SXSW Expo
出展ブース番号:1213
公式サイト:https://www.sxsw.com/
日テレ共創ラボ関連展示内容
■Project1:移動空間をエンターテインメントに変える「XRバス」
XRバスは、車両の位置情報に連動したAR(拡張現実)車窓や、臨場感あふれる立体音響で、移動時間をエンターテインメントに変えるプロジェクト。本出展では、昨年日本橋で実施した「SORATABI〜近未来の宇宙を体感するXRバスツアー〜」をVRで疑似体験できるコンテンツを展示する。
▼参考動画
https://www.youtube.com/watch?v=36yQqHH1bzk
■Project2:ファンとアーティストの距離を縮める、動くMRアクスタ「INITIME BOX」
「INITIME BOX」は、“推しと会える日常”をテーマに、3Dキャプチャー技術を駆使したMRコンテンツ。グローバルボーイズグループ「INI」メンバーをアクリルスタンドのように手に取ることもできる新感覚コンテンツを、VR/MRヘッドセットで体験できる。
また、その他日テレ共創ラボの取り組みを映像などで紹介する予定となっている。
▼特設サイト
https://initimemusic.com/
TOKYO NODE LAB関連展示内容
■Project1:虎ノ門をダイナミックデジタルツインの街にする、世界初の新しいプラットフォームをつくるプロジェクト
リアルとデジタルが融合した独自のAR(拡張現実)コンテンツが楽しめるアプリを開発・運用するプロジェクト。VPS(Visual Positioning Service / System)技術を駆使して、カメラの映像と空間の位置情報を統合し、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの外観や広大な屋外エリアを詳細にスキャンすることで、虎ノ門の街を全く新しい角度から探索することを目指す。
本出展では、新しい都市体験のためのARアプリ「TOKYO NODE Xplorer」をロケーションフリーモードで体験できるデモ機を用意するとともに、2024年2月に開催されたXRクリエイター向けハッカソン「TOKYO NODE “XR HACKATHON” powered by PLATEAU」等のプロジェクト事例を映像等にて紹介する。
■Project2:ボリュメトリックビデオ技術を活用したコンテンツ・ビジネス開発
撮影とほぼ同時に3Dデータの配信が可能な技術によって、世界中のユーザーが手元の端末でリアルタイムに好きな視点に動かせるボリュメトリックコンテンツ(VR・AR・MR)を楽しめるライブ配信を始め、その他ボリュメトリックビデオ技術を活用した新しいコンテンツ・ビジネス開発を推進している。
本出展では、全身の動きを3D動画として撮影し、ARで名刺に登場させるサービス「MY SPRITE」を紹介する他、TOKYO NODE LABに併設する「VOLUMETRIC VIDEO STUDIO」を活用した事例を映像にて展示する。
■Project3:「TOKYO NODE HALL」にリアルとデジタルの融合するエンターテインメントの舞台「TOKYO NODE DIGITAL TWIN HALL」を常設するプロジェクト
TOKYO NODEのイベントホール「TOKYO NODE HALL」をデジタルツイン化し、音楽ライブやファンミーティング、ビジネスカンファレンスなどリアルな場のもつ熱狂を、テクノロジーによってデジタル空間に拡張していくことを目指している同プロジェクトからは、実際にスマートフォン上でデジタルツインホールを体験できる機会を提供する。
■日テレ共創ラボとは
日本テレビが開局70年を迎えた2023年に開始した、様々な社会の課題にこたえ、次の時代の体験価値を生み出し「みんながワクワクする未来」を創造するための共創の仕組み。日テレ共創ラボでは、生活者の近未来の「街ナカ」「家ナカ」でのエンタメ体験、「未来社会」「未来世代」への貢献、そして「宇宙」の5つの共創テーマで活動し、パートナー企業を募集している。
▼公式サイト
https://lab.ntvhd.co.jp/
▼昨年のSXSW出展の様子
https://lab.ntvhd.co.jp/topics/2024/04/sxsw2024-1.html
■TOKYO NODE(東京ノード)とは
2023年10月に開業した「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の最上部に位置する新たな情報発信拠点。イベントホール、ギャラリー、レストラン、ルーフトップガーデンなどが集積する、約10,000㎡の複合発信施設となっている。施設内には、ミシュランで星を獲得したシェフによるレストランや、イノベーティブなプレイヤーが集まる共同研究開発チーム「TOKYO NODE LAB」の活動拠点も併設。
NODE=結節点という名のとおり、テクノロジー、アート、エンターテインメントなどあらゆる領域を超えて、最先端の体験コンテンツ、サービス、ビジネスを生み出し、世界に発信していく舞台となる。
■TOKYO NODE LABについて
TOKYO NODEの8階に位置する、新たな都市体験を創出する企業やクリエイターとの共創拠点「TOKYO NODE LAB」。XRライブ配信が可能なボリュメトリックビデオスタジオ「VOLUMETRIC VIDEO STUDIO」、TOKYO NODEのエントランスに位置し、イベントやミートアップなどの場としても活用されるカフェ&バー「TOKYO NODE CAFE」が併設されている。
業種や領域を超えた一流の才能や、イノベーティブな企業17社が集結しており、コラボレーションによって新たな都市体験やコンテンツを、虎ノ門ヒルズエリアを舞台に世界に向けて創出・発信していく。
■街や空間を使った体験を拡張するデジタルテクノロジー
TOKYO NODE LABでは、デジタルとリアルの融合する世界で新たな体験を創造することを目指して、様々なXRテクノロジーを研究している。これらの成果をTOKYO NODEや虎ノ門ヒルズ、新虎通りなどの様々なユニークベニューに実装し、来街者に新たな都市体験を提供していく。
また、これらの研究成果を、今後クリエイターやアーティスト、企業などに広く提供していく予定。新たな都市体験やコンテンツを創出するプレイヤーが虎ノ門の街を実験の舞台とし、アートやエンターテインメント、サービスなどのコンテンツを実装することで、街全体が新たな体験やコミュニケーションのプラットフォームとなることを目指す。
▼TOKYO NODE LAB詳細・これまでの取り組み等
https://www.tokyonode.jp/lab/index.html