画像提供:テレビ朝日

05 FEB

HAB北陸朝日放送、2024年ANN年間大賞を受賞「復旧復興へと歩む被災地の真の姿を視聴者に伝えていきたい」

編集部 2025/2/5 10:00

「1月1日最大震度7 能登半島地震における初動報道」を伝えた HAB北陸朝日放送(本社:石川県金沢市)報道制作局輪島支局・小田原寛カメラマンが、2024年のテレビ朝日系列(ANN)26局から、もっとも優れたニュース取材に贈られるANN年間大賞に選ばれた。HABのANN年間大賞受賞は初めてとのこと。

■2024年ANN年間大賞

 「1月1日最大震度7 能登半島地震における初動報道」

HAB北陸朝日放送 報道制作局輪島支局 小田原寛カメラマン

画像提供:テレビ朝日
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■表彰理由

2024年元日の夕刻を直撃した巨大地震。被害が大きかった輪島市にいるANNスタッフは、小田原カメラマン1人だった。自らも自宅半壊という大きな被害を受けながらも、発災直後から被害状況を撮影、昼夜なく伝えた。

地元の駐在カメラマンとして地域に寄り添いながら、被災地が復興していくプロセスを今も記録、報道している。その姿は、今年1月放送のANN報道特番でも大きく取り上げられた。行動力、使命感、取材内容は、災害報道の範として高く評価され、大賞に選出された。

<小田原寛カメラマン 受賞コメント>

地震の揺れが収まると同時に避難しながら、すぐにカメラの録画ボタンを押しました。無我夢中でカメラを回し続け、気がついたら家を飛び出し、隣人の安否を心配して「おっちゃん!」と叫んでいました。

これからも輪島市に住む自分だからこそできる取材を続け、困難な状況の中、復旧復興へと歩む被災地の真の姿を、視聴者に伝えていきたいと思います。このたびは誠にありがとうございました。

震災と豪雨被害後も米農家として 農耕儀礼を伝承する小田原カメラマン

■ANN年間大賞・年間優秀賞とは

1月から12月までのANN月間賞の中から特に優れたスクープや調査報道など、1年間のニュース取材の中から「大賞」「優秀賞」を選出している。