エリート女子大生が「ススキノのスナック」で奮闘!HTBと博報堂DYが仕掛ける地域活性化ドラマ
編集部 2025/2/4 10:30
HTB北海道テレビと博報堂DYメディアパートナーズがタッグを組み、ススキノのスナックを舞台にしたドラマ『ススキノ・インターン~マーケ学生ユキナの、スナック立て直し記~』の制作を発表した。ローカル発ドラマを起点に、地域活性化を目指す意欲的な取り組みとなっている。ドラマに登場する商品やサービスは、日常生活でも使えるものばかり。ドラマの世界から現実世界へ繋がる仕掛けに挑戦する。
本作は、アナログなコミュニケーションを資本として展開されるスナックに、「令和に生きる若い世代の感覚」と「マーケティング」という軸で切り込み、スナックそしてススキノという街の新たな魅力を描き出す試みである。
■エリート女子大生がスナックで奮闘
ドラマの舞台は、札幌・ススキノの寂れたスナック「ゆかり」。北海道の大学に通うエリート女子大生・ユキナが、このスナックの立て直しを命じられる。経営学部の彼女は、大学で学んだマーケティングの知識を駆使して、スナックの運営改善と経営戦略に取り組む。さらに、客の悩みから垣間見えた北海道が抱える社会問題の解決にも挑戦していく。
主人公のユキナ役を演じるのは、注目の若手女優・加藤小夏。加藤は「ススキノとスナックという未知の世界に挑むこの作品に、直感的に『やりたい』と感じました」とコメントしている。ママ・ゆかり役には大塚寧々、チーママ・舞役には酒井若菜が起用された。
『ススキノ・インターン~マーケ学生ユキナの、スナック立て直し記~』
2025年3月に北海道ローカルで放送予定。脚本は政池洋佑、監督は畔柳恵輔が務める。
<ストーリー>
大学3年生のユキナは、幼い頃から成績優秀で真面目一徹なエリート大学生。将来のキャリアを見据え、企業のインターンシップに挑むも、なぜか落選続きで自信を失う日々を送っていた。そんなある日、ゼミの教授から突然告げられたのは、経営難に陥ったススキノのスナック「ゆかり」を再建するマーケティング課題への実習命令だった。
半ば強制的に「ゆかり」へ派遣されたユキナは、スナックという未知の世界に戸惑いながらも、店の運営改善と経営戦略に取り組むことに。さらに、スナックに訪れる客の悩みには、北海道が抱える地域課題が隠されていた。ユキナは、マーケティングの知識を駆使し解決に導きながら、ススキノ全体に変革の波を起こしていく。
スナック「ゆかり」とススキノを舞台に、そこに生まれる絆とユキナの成長物語が始まる。