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REVISIO「視られる」テレビCMを制作!約14万本分のCMデータをもとに「注視される要素」を盛り込んだ内容に

編集部 2025/1/20 06:00

家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「アテンション(注視)」を測るREVISIO株式会社(以下、REVISIO)は、アップルオートネットワーク株式会社(以下、アップル)の新CMを制作した。

本CMは、女優ののんを起用し、これまでREVISIOが取得してきた約14万本分のCMデータをもとに「注視される要素」を盛り込んだ内容に仕上がっている。REVISIOがアップルのCMを制作するのは、前作に引き続き2度目となる。

■新CMの概要

前作ではのんが、アップルの公式キャラクターであるネコのニャップルと一人二役を明るく演じていたが、今作ではニャップルに声優を起用。のんのとてもチャーミングなアップカットや、ニャップルとのテンポのよい会話劇で「アップル」の親近感を表現している。

テレビCM放送開始日:2025年1月18日(土)
放映エリア:全国(徳島、佐賀、長崎を除く)
タイトル:中古車買取・中古車査定のアップル「見て聞いて査定」篇/「高価買取+安心・納得」篇

▼新CM・メイキング映像はこちら
https://www.applenet.co.jp/cam/message.html

■REVISIO独自の「注視データ」とは

アップルが制作に取り入れた、REVISIO独自の「注視データ」は以下の通り。

▼人体認識技術を用いた自然視聴態勢下で取得したデータである

REVISIOが独自開発した人体認識センサーを一般家庭のテレビの上に設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得している。これによりテレビの前にいる個人を特定し、その人がテレビ画面に目線を向けているかがわかる。

データ取得方法説明画像

▼視聴者に「しっかり視られる」ための要素がわかる

REVISIOが取得してきた約14万本分のCMデータを分析した結果、CMには、目線を獲得する「アイキャッチ」と目線を維持する「アイホールド」の要素があることがわかった。さらにその要素を分解していくと注視されるCMの特徴がわかる。

参考資料:視聴者をくぎづけにするCMクリエイティブの作り方とは?

今回のテレビCMでは、前述の「アイキャッチ」と「アイホールド」の注視要素をふんだんに取り入れて制作を実施した。

【アイキャッチの例】
・メッセージをリズムに乗せて語るような仕立てにする。
・のんの「ウィスパーボイス」を活用する。

【アイホールドの例】
・テンポの良い会話劇で構成する。
・のんのアップカットを多く使用する。

REVISIOの調査では、「注視」と「認知」には深い相関関係があることがわかっており、「よく視られるCM」を制作することは、企業認知度の上昇につながる。

REVISIOは今後も注視データを駆使して、各企業のCM制作やマーケティング活動をサポートしていくという。