アドリーチマックスと連携可能!最新のテレビ広告考査業務に対応した考査システムをSaaSで提供
編集部 2025/1/16 11:00
株式会社ユニゾンシステムズ(本社:福岡県福岡市中央区、以下「ユニゾンシステムズ」)は、次世代考査管理SaaS(以下、「考査SaaS」)を 2025年から提供開始することを発表した。なお、この考査SaaSは日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区)が立ち上げた新広告プラットフォーム「アドリーチマックス」(以下、「AdRM」)とそのwebサービス「スグリー」に対応している。
■「考査業務」と今回の開発の背景
考査業務とは、広告を検討・出稿している企業のCM素材の内容が、一般社団法人日本民間 放送連盟(民放連)の放送基準や各種法令に沿った内容であるか確認する業務のことを指している。ユニゾンシステムズでは「考査システム」を開発・提供し、スムーズな考査業務の実現をサ ポートしてきた。現在では複数の放送局様に導入されている。
一方で、現在テレビ広告の現場では大きな変化が起きている。前述したAdRMの発足により、広範囲にアプローチできるテレビ広告に、デジタル広告と同じような手軽さが加わり、より効果的なテレビ広告のあり方が模索されてきている。それに伴い様々な状況に応じたCM内容の変更も可能になり、より多くのCM素材を扱うことから、考査業務の現場でも効率的な仕組みの構築が求められてきた。
こうした背景の中、ユニゾンシステムズではより幅広い広告効果を見込めるAdRMと連携可能な「考査システム」をSaaS型で提供することにより、よりリーズナブルで効率的、効果的なテレビ広告の運用に貢献していくとのこと。
■考査SaaSの主な特徴について
今回ユニゾンシステムズが開発した考査SaaSは、今まで同社が提供してきた「考査システム」の機能はそのままに、よりリーズナブルで導入しやすい形で提供される。提供形態は「専有型」と「共有型」の2パターンに分かれており、契約時に選択することが可能。両パターンともAdRMなどの連携先のバージョンアップに合わせてアップデ ートされていく予定だ。
・専有型の特徴
① 個別のカスタマイズが可能(インフラの構成も要件に合わせて対応可能)
② サーバー負荷やトランスコード等が他のユーザーの利用状況に依存しない
③ システムメンテナンスは、都度ご利用社様の都合を確認し実施可能
・共有型の特徴
① 個別のカスタマイズは不可(インフラ構成はユニゾンシステムズ都合で調整)
② 複数局で使用するためリーズナブルに利用可能
③ システムメンテナンスは、一括で実施される
サービス提供開始は、ベータ版提供を2025年に行い、本格的サービス提供を2025年後半 〜2026 年前半を目処に展開する予定とのこと。
※考査システムの詳細 (URL:https://www.unixon.co.jp/products/broadcast/kousa)
※「AdRM」の詳細 (URL:https://arm.ntv.co.jp/)
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