関西テレビ、『ザ・ドキュメント 逆転裁判官の真意』がFNSドキュメンタリー大賞にて特別賞を受賞
編集部 2024/12/12 08:00
関西テレビ放送株式会社(以下、カンテレ)の『ザ・ドキュメント 逆転裁判官の真意』が、第33回FNSドキュメンタリー大賞の特別賞を受賞した。FNSドキュメンタリー大賞は、FNS28局がそれぞれの視点で切り取った日本の断面をドキュメンタリー形式で発表した作品を表彰する。
■『ザ・ドキュメント 逆転裁判官の真意』
2017年7月、一人の刑事裁判官が定年退官を迎える。その名は、福崎伸一郎。最高裁判所の調査官を務めたエリート裁判官である福崎は、大阪高裁裁判長としての約1年半、一審の有罪判決を35件破棄、そのうち7件もの逆転無罪判決を出した。
日本の刑事裁判の有罪率は99.83%。一審での無罪は珍しいが、二審での逆転無罪はもっと珍しい。そのため、退官直前に週刊誌でも取り上げられるなど一時話題となるが、福崎自身は何も語らず、その真意は今も謎のままである。退官直前の告発か、それとも偶然か。福崎の判決文を集めて読み込み、関係者に話を聞いていくと、福崎の様々な側面が浮かび上がっていく。
▼番組制作
ナレーション:豊田康雄(カンテレアナウンサー)
ディレクター:上田大輔
撮影:小松和平
編集:高澤宏
撮影助手:高島歩乃華
プロデューサー:宮田輝美
▼『ザ・ドキュメント 逆転裁判官の真意』のその他の受賞
「地方の時代」映像祭2024 放送局部門 優秀賞
▼同賞のこれまでの受賞歴
2018年:特別賞『ザ・ドキュメント ふたつの正義 検証・揺さぶられっ子症候群』
2017年:優秀賞『ザ・ドキュメント 夢への扉 “課題研究”~先生を越えて進め~』
2004年:大賞『ザ・ドキュメント 罪の意味—少年A仮退院と被害者家族の7年—』
1998年:準大賞『忘れられた精神病棟 ~大和川病院が消えた日~』