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広島テレビ、被爆80年「広テレ平和WEEK」開催!番組と連動する形で多角的にアピール

編集部 2024/12/10 10:00

広島テレビ放送株式会社(以下、広島テレビ)は2025年8月1日(金)から6日(水)まで、被爆80年のアピールを目的に「広テレ平和WEEK」を開催する。この取り組みは、番組と連動する形で多角的にアピールされる。

すでに広島テレビは、今年10月から「NEVER AGAIN(過ちを二度と繰り返してはいけない)」のロゴを使って被爆80年キャンペーンを展開しているが、平和WEEKにはそれを集中して放送し、ネットを通じて県外、海外へも発信する方針を取る。

大きな柱は、ドキュメント番組・シリーズ企画「キノコ雲の上と下」の特別番組、「折り鶴プロジェクト」、「記憶の解凍展」、学生たちによる映像作品上映となっている。

■ドキュメント番組 シリーズ企画「キノコ雲の上と下」

79年前の原爆投下直後、キノコ雲の上と下で何があったのか。被爆者と原爆を投下したアメリカ兵が戦後抱えた苦悩と葛藤に迫る。双方の視点から、平和公園の原爆慰霊碑に記された「過ちは繰返しませぬから」というメッセージの意味を考える。

■折り紙プロジェクト

昨年のG7広島サミットの際も折り鶴プロジェクトを実施し、約6万羽を集めた。被爆80年を来年に控え、様々な人たちに平和を祈る鶴を折ってもらい、被爆80年へのメッセージとともに紹介する。また、収集した折り鶴を活用したイベントなども計画している。

■記憶の解凍プロジェクト

AI技術を活用して被爆前後の白黒写真をカラー化したのち、戦争体験者との対話などをもとに「記憶の色」をよみがえらせる「記憶の解凍」という取り組みがある。広島テレビは、それに賛同し、番組やイベントを通して、被爆者の「想い・記憶」を次世代につなぐ。

■学生映像アワード2025

大学生、専門学校生、高校生を対象に学生独自の視点で被爆の実相や平和の重要性を映像作品(ショートムービー)として表現し想いを未来に繋げる。募集する映像作品のテーマは「被爆80年の記憶を未来に繋ぐ」。募集期間を2025年1月14日~同年5月31日とし、優秀作品は「広テレ平和Week」期間中のイベントで上映する。尚、作品の応募方法は来年1月に改めてリリースする。