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テレビ北海道、「INTER BEE AWARD」で準グランプリを受賞!マスター業務のリモートオペレーション「バーチャルマスターオペレーター」が評価

編集部 2024/11/19 12:00

株式会社テレビ北海道(以下、TVh)が開発し、マスター業務のリモートオペレーションを可能にした「バーチャルマスターオペレーター」(VMO)が13日、INTER BEE AWARDのコンテンツ制作/放送・メディア(ハードウェア&ソフトウェア)部門で「準グランプリ」を受賞した。なお、同日に東京ベイ幕張ホールにて表彰式が行われた。この賞は、Inter BEE開催60回を記念し、創設された賞であり、Inter BEEに出展される製品・技術・サービス・ソフトウェア及びコンテンツ等から、優れた展示案件に対して表彰する。

今回のTVhは、既存のVMOに加えて、VMOのスタジオ版であるVMO-STと、AIを活用したマスター自動監視システムをInter BEEに初出展した。VMO-STは番組素材の切り替え(スイッチング)や音量調整(ミキシング)などを行うスタジオサブ設備をリモートで操作できる。これにより、ネット環境があれば、いつでもどこでも場所を選ばず番組の制作が可能となる。また、自動監視システムは、現在マスター要員が監視している放送用の映像信号と各種パソコンのデータ画面を、画像認識技術などを使って自動的に比較。異常があった場合、VMOのリモート制御技術と株式会社ユニゾンシステムズの検知技術を使い自動で検知・制御する。これにより、マスター監視における大幅な業務改善が可能となる。

▼「INTER BEE AWARD」受賞製品は、以下のサイトに掲載
https://www.inter-bee.com/ja/forvisitors/award/

▼バーチャルマスターオペレーター(VMO)

放送局のマスター(主調整室)業務をはじめ、ビル・工場・インフラ整備などの管理業務をリモート運用できるシステム。パソコン画面に各種監視ルームを忠実に再現し、実際の監視室にいるのと同様にリモートで監視・制御ができる。既存設備を改修せずに低コストかつ迅速に導入でき、監視制御サーバーを設置することで複数拠点を同時に統合監視できる。

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