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沖縄テレビが開局65周年!特別ドラマ『おきなわテレビはじまりものがたり』放送に伴いYouTubeやInstagramで番組PRのコラボ実施

編集部 2024/11/12 08:00

沖縄テレビ放送株式会社(以下、沖縄テレビ)は、1959年11月1日に沖縄初のテレビ局として開局してから65年が経過した。沖縄テレビでは65周年を記念し、特別ドラマ『おきなわテレビはじまりものがたり』を制作。番組は、沖縄テレビにて2024年11月12日(火)・19日(火)19時から2週連続で放送される。

開局当時、沖縄はアメリカ統治下の時代で、政治的、社会的変革が著しく、沖縄のアイデンティティや文化形成に大きな影響を及ぼしてきた。そんな時代にできたテレビ局としてどのような歴史を歩んだのか。当時を知るテレビマンから聞いた史実を元に、笑って観られるコメディドラマを制作した。また、番組放送に際しYouTubeやInstagramにて、番組PRを目的としたコラボも企画されている。

■沖縄を代表する脚本・出演者たち

主演は池間夏海が務める。全国で映画、ドラマなどマルチに活躍する池間は、沖縄県豊見城市出身で沖縄なまりもお手の物。ドラマでは、天真爛漫で仕事に奮闘する65年前のテレビ局新人ディレクター「知花数子」を演じる。

脚本は、数々の名作映画を監督してきたガレッジセール・ゴリこと照屋年之。沖縄にはじめてテレビが来た時代のテレビマンたちの奮闘ぶりや今では考えられないことをゴリ節のコメディタッチで描いている。

主演の池間夏海
脚本を手がけた照屋年之ことガレッジセール・ゴリ

そのほかにも、具志堅用高、真栄平仁(ひーぷー)、津波信一、護得久栄昇、ありんくりんのひがりゅうたとクリス、キャン×キャンのゆっきー、メインキャストを務める神田青、堀川恭平、垣花拓俊、などなど…沖縄を代表するタレントたちが出演している。

沖縄を代表するタレントたちが出演
ドラマ相関図

ストーリー

■~現代~悩めるテレビ局…

【ドラマシーン】番組の企画会議を行う沖縄テレビ局員たち
【ドラマシーン】祖母の数子(吉田妙子)に相談するOTV制作部長の本橋(モコ)

1959年11月1日、米国統治下の沖縄で最初に設立されたテレビ局としてスタートした沖縄テレビ放送。開局から65年が経ち、テレビを取り巻く環境は大きく変化し、番組制作現場にも大きな影響を及ぼしていた。沖縄テレビ制作部長・本橋(モコ)は悩んでいた。

視聴率を取るだけがテレビなのか。似たような番組ばかりが提案される企画会議。テレビが本当に伝えるべきこととは何なのか…

本橋は彼女の祖母で沖縄テレビの先輩でもある比嘉(旧姓:知花)数子が入院している病室を訪ね、タコライスを条件に開局当時のことを教えてもらえることとなった。

以降のものがたりは、新人ディレクター知花数子(池間夏海)の経験をもとに語られていく。

■~1956年~放送免許申請

1956年、後の琉球政府行政主席となる当間重剛と沖縄テレビ初代社長となる具志頭得助が放送免許を米国に申請。

■~1959年~沖縄にテレビが来た

当時大人気だった沖縄テレビの番組「アベッククイズ」
放送に間に合わせるため、空港からフィルムをもって走る1959年の数子(池間夏海)たち

1959年11月1日、開局祝賀式典の日。テレビを放送する側も見る側もみんなが初めてテレビに触れる瞬間。開局当時は放送できる番組が少なく、番組やニュースのフィルムを東京から飛行機で輸入していた。即時性を求められるニュースにおいてはフィルムが遅れることは死活問題であった。

現代のように技術が発達していない当時は、空輸便で本土から番組フィルムを運んでいた。放送に穴をあけないように、放送時間ギリギリまで空港で待機し、急いで局へ届ける、ということもしばしばあったようだ。

■~1960年~生中継で…

1960年6月、当時の米国大統領アイゼンハワーが来沖60年安保闘争や社会情勢が不安定な中で、沖縄テレビは生中継を行うが、ある事件が起こってしまう…

■~1963年~伝説の番組が誕生

沖縄テレビ伝説の番組「名士劇」

1963年、会社の経営を軌道にのせようと今では伝説とも言われている番組「沖縄名士劇」が誕生。沖縄名士劇はプロの役者ではなく、地元の社長達が芝居を演じるチャリティで多くの社長達が賛同し集まってくれた。しかし、中には一癖も二癖もあるような社長もいたようで…果たして無事本番を迎え成功をおさめることができたのか。沖縄テレビの経営を軌道にのせることはできたのか?

当時の局員たちは入社当時に22歳であれば、現在は87歳。語られるべき歴史を残すことができる時間は限られている。そして、沖縄テレビはただ伝えるのではなく、次世代を担う若い人たちに楽しく伝わってほしいという。脚本を照屋年之ことガレッジセール・ゴリが担当し、史実をもとにしたコメディドラマに仕上げた。

楽しみ方いろいろ

■CM(コマーシャル)で楽しむ

沖縄県民にとっては耳馴染みのある「ヒヤミカチ節」が軽快に流れるドラマCM。実は、使われている楽曲は、YouTubeの「沖縄方言で歌ってみた」で有名なrainにオリジナルで制作してもらったものを採用している。ドラマ本編でも流れるが、歌詞は今回のドラマに合わせて作られており、どんな歌詞になっているかも見どころになっている。

■オフショットや撮影の裏側を公開

ドラマ撮影期間中の役者たちのオフショットシーンや撮影の裏側シーンを切り取ったショート動画「SCENES[シーンズ]」を公開中。役者たちのお茶目なシーンや素のシーンなどいろいろ視聴できる。

▼「SCENES(シーンズ)」
https://www.youtube.com/playlist?list=PLp1p-JXIq2utsk7lbPScO4O72PcZrQ_4P

▼沖縄テレビ公式SNSでも公開中

・沖縄テレビ公式Instagram
https://www.instagram.com/otv_yutan/
・沖縄テレビ公式X
https://x.com/otvyutan
・沖縄テレビ公式TikTok
https://www.tiktok.com/@otv_okitive

■沖縄の人気インフルエンサーとタイアップ

SNSの総フォロワー数45万人超えの「南の島のおばーと孫」とタイアップした動画を公開。クセになるキュートな話し方が特徴の沖縄のおばーが65年前、実際にテレビが来た時代を思い出して話す様子は可愛らしい。

その他のPRとして、琉球新報紙面にて11月12日(火)、19日(火)2週連続でPRを行う。ちょっとした仕掛けがあり、楽しめるPRを予定している。

▼動画は下記から

・南の島のおばーと孫Instagram
https://www.instagram.com/p/DB-981tz_Ny/
・南の島のおばーと孫X
https://x.com/ota_craft/status/1853724475780657187
・南の島のおばーと孫TikTok
https://www.tiktok.com/@otacraft/video/7433718528793922834

▼おきなわてれびはじまりものがたり 公式HP
https://65th.otv.jp/