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ABCテレビ×電通、イベント体験価値向上ツール「みんなのあしあと」を活用し、謎解きゲーム型ファン体験を提供

編集部　2024/11/4 15:00

朝日放送テレビ株式会社（以下、ABCテレビ）は、株式会社電通（以下、電通）と共同で、ブロックチェーン技術でイベントDXを促すソリューション「みんなのあしあと（※1）」を活用した、新しい謎解きゲーム型のファン体験を提供する。この謎解きゲームは、ABCテレビが主催する『おはよう朝日です』45周年感謝イベント「おは朝パーク2024」（11月16日・17日開催）で提供される。

当イベント内で提供される謎解きゲーム「おきたらんどアドベンチャー」において、電通は企画・制作や、「みんなのあしあと」を活用した仕組みづくりを担い、テクノロジーとクリエイティビティを掛け合わせた新しいイベント体験とマーケティング機会を創出する。

※1：本謎解きゲームには、イベントと生活者をより便利に、持続的につなげるソリューション「みんなのあしあと」を活用。2024年8月20日、電通はメディア企業やIPホルダーの、イベントの体験価値向上プロジェクト始動を発表。
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2024/0820-010766.html

■「おきたらんどアドベンチャー」は新しい体験価値を提供

近年、盛り上がりを見せるイベント市場では、参加者体験を向上させることで、生活者との重要なコンタクトポイントとしてイベントの価値を拡張していきたいという運営企業のニーズが高まっている。これを受け、電通は2024年より顧客体験のアップデートやベネフィットの向上、マーケティング活用促進など、イベントの価値拡張に寄与する各種ソリューションを開発・提供するプロジェクトを始動し、8月には第1弾として「みんなのあしあと」の提供を開始した。

「みんなのあしあと」は、ブロックチェーンとNFT（※2）発行の特許技術を用いた「デジタルアイテム」の配布により、イベントと生活者をより便利に、持続的につなげるソリューション。これを活用すると、2次元コード読み取りなどの簡単な操作のみで、デジタルアイテムを取得しコレクションできる。

「おきたらんどアドベンチャー」では、これを活用することで、イベント会場内各所に散らばる謎解きスポットをめぐりつつ、体を使って行う謎解き体験と、スマートフォンで行うデジタルアイテム取得とを、シームレスに行き来し、楽しむことができる体験を設計した。リアルで体験するワクワク感と、デジタルでのアイテム収集の気軽さを掛け合わせた、新しい体験価値となっている。

※2：Non-Fungible Token（非代替性トークン）のことで、代替不可能なデジタルデータ。ブロックチェーン技術を活用し、デジタルコンテンツに、所有者、作成者、取引履歴などのデータをひもづけることで、データの唯一性・固有性を証明することが可能。「購入者であること」や「権利を持っていること」の証明書のような役割を果たす。

本謎解きゲームで受け取ったデジタルアイテムの保有者には、今後、ABC ID（※3）と連携した各種サービスの提供や、番組やイベントのお得な情報発信など、継続的なファンコミュニケーションを実施していく予定。11月6日放送の『おはよう朝日です』番組内では、番組視聴者が受け取れる限定デジタルアイテム「つきのいし」を配布予定となっている。番組視聴者は、二次元コードをスマートフォンで読み込むだけで、簡単にデジタルアイテムを受け取れる。

なお、本謎解きゲームは有料チケット制となっており、ABC IDに登録し「おは朝ふぁんくらぶ」に入会後、チケットの購入が必要。チケットは、11月1日より発売開始となる。詳しくは、「おは朝パーク2024」の特設サイトで確認できる。

ブロックチェーン技術を活用した本取り組みは、Web3領域における顧客企業のビジネスを統合的に支援する、国内電通グループの横断組織「web3 club（※4）」との連携によって行われている。電通は今後も、テクノロジーとクリエイティビティを掛け合わせ、メディア企業や、エンターテインメントコンテンツ、スポーツコンテンツなどのIPホルダーのパートナーとして、事業成長の支援を目指す。

※3：ABC IDは、ABCテレビが提供する共通IDサービス。
※4：web3 clubについて、詳しくは下記リリースにて。2022年9月8日、電通は国内グループ横断組織「web3 club」発足を発表。
https://www.dentsu.co.jp/news/release/2022/0908-010547.html