01 OCT

博報堂DYメディアパートナーズとフジテレビジョン、AaaSを活用しTarget Impression保証型テレビデバイス広告メニューのテスト運用開始

編集部 2024/10/1 08:00

株式会社博報堂DYメディアパートナーズ(本社:東京都港区)は、株式会社フジテレビジョン(本社:東京都港区)との協業により、キャンペーン期間中の目標露出量を確実に達成できるテレビデバイス広告運用の本格導入に向けたテスト運用を開始した。

「Tele-Digi AaaS」を活用し、地上波テレビ広告とTVerのコネクテッドTV広告を統合管理することで、テレビデバイス上で「Target Impression」を統一指標として運用し、目標の露出量を達成する。テレビ局由来の広告枠運用を通じて、広告主様に対し、より高い広告効果の実現を目指している。

“Tele-Digi AaaS”は、博報堂DYメディアパートナーズが提唱する、広告主の広告効果最適化を通して事業成長に貢献する次世代型モデル「AaaS」(※1)のソリューションのひとつ。テレビとデジタル(テレデジ)を統合的に管理し、効果的・効率的な広告運用を行う。

デジタル広告の拡大に伴い、テレビ広告にもデータを活用した柔軟で効率的な運用型の広告出稿が求められるようになっている。さらに、コネクテッドTV(インターネットに接続されたテレビデバイス)の急速な普及により、テレビでの動画視聴が増加し、コネクテッドTV広告が生活者との重要な接点として注目されている。こうした背景から、テレビ広告とデジタル広告を統合的に管理・運用したいという広告主のニーズが高まっている。しかし、コネクテッドTV広告は、デジタル広告と同様の取引指標で取引されており、地上波テレビ広告との取引指標や評価基準が異なるため、統合的な管理・運用が難しいという課題があった。

このような課題に対するソリューションの一つとして、博報堂DYメディアパートナーズとフジテレビジョンはキャンペーン期間中の目標露出量を達成することができるテレビデバイス広告運用の本格導入に向けたテスト運用を開始。本運用では、「Tele-Digi AaaS」を活用して、地上波テレビ広告の各ターゲット視聴率を「Target Impression」に換算し、フジテレビジョンが保有するTVerのコネクテッドTV広告枠と指標を統一して運用する。

また、「Tele-Digi AaaS」で地上波テレビ広告とコネクテッドTV広告の実績を常時モニタリングして統合管理することで、キャンペーン期間中の露出目標を確実に達成することが可能な広告運用を目指す。

【インプレッションを統合モニタリングする“Tele-Digi AaaS”の概要図】

(※1)広告業界で長らく続いてきた「広告枠の取引」によるビジネス(いわゆる「予約型」)から「広告効果の最大化」によるビジネス(いわゆる「運用型」)への転換を見据えた、博報堂DYメディアパートナーズが提唱する広告メディアビジネスのデジタルトランスフォーメーションを果たす次世代型モデル<AaaS®は博報堂DYメディアパートナーズの登録商標です>