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北海道文化放送株式会社、2024年日本民間放送連盟賞技術部門2年連続で優秀賞「業務改善を目的とした報道用WEBアプリケーションの自社開発」

編集部 2024/9/25 16:00

北海道文化放送株式会社(以下、北海道文化放送)は、自社開発した「業務改善を目的とした報道用WEBアプリケーション」が、2024年日本民間放送連盟賞技術部門において、優秀賞を受賞した。同部門において2年連続の優秀賞となる。

■今回開発したWEBアプリケーションが有する4つの機能

①自治体などから送信されるFAXを、文字認識技術や生成AIを使用し、データベースへ蓄積。

②データベースに蓄積されたFAX情報を元に、生成AIを利用し簡易な原稿を作成。
→効率よい閲覧・検索が可能に。

③テキスト原稿を基に、ニュース配信用の素材を作成。
→ニュース配信数が、月15本程度増加。

④YouTubeショートなどのSNS用に縦型動画を簡易操作で作成。
→動画1本あたり平均20~40分程度の業務時間削減。

クラウドサービスを利用し、開発部員1名で開発・保守・運用しているため、アプリケーションのランニングコストは、月々約$20程度となっている。

北海道文化放送では、これらのシステムを最大限に生かし、今後も放送事業等に役立てていくことを目指す。

■同部門 過去入賞歴

2023年日本民間放送連盟賞技術部門 優秀賞
「少人数で安価な視聴率データと番組内容の可視化・DXツールの自社開発」

■日本民間放送連盟賞技術部門について

過去1年間に民放連会員社において放送技術などに関する開発・改良によって民放事業に貢献し、その発展に寄与したと認められ、その効果があらわれた技術事績が審査対象となる。今回、ローカル局の限られた人員とコストの中においても、報道現場の業務改善を実現させ、テレビ放送業務の効率化とDX推進に貢献したと認められ、優秀賞に選考された。