NHKと民放キー局（日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ）は、6局連動で、国連と「SDGメディア・コンパクト」加盟メディアによる気候危機を食い止めるための共同キャンペーンに参加。キャンペーン共通ロゴを使用したオリジナルの共同制作動画の2024年版を制作した。

洪水や熱波・山火事など世界中で異常気象が続くなか、各局のアナウンサーやキャラクターが勢ぞろいするこのステートメント動画を視聴することで、一人でも多くの人が気候変動について考え、アクションを起こすきっかけとなることを目指す。

■配信動画について

動画は、9月19日（木）13時から、国連広報センターのHPや「楽しくアクション！SDGs」公式YouTubeチャンネルで公開。キャンペーンの趣旨に賛同すれば、研修などでも自由に利用できる（著作権は6局。営利目的での使用は禁止）。

また、15秒のショートバージョンが全国70ヵ所（北海道、宮城県、首都圏、愛知県、大阪府、広島県、福岡県等を含む）に設置された株式会社LIVE BOARDのデジタルサイネージにて、9月20日（金）～30日（月）まで配信される予定となっている。

▼動画出演アナウンサー
NHK：高瀬耕造
日本テレビ：後呂有紗
テレビ朝日：森山みなみ
TBSテレビ：日比麻音子
テレビ東京：佐々木明子
フジテレビ：倉田大誠

▼国連YouTube
https://youtu.be/dGQnEZxa1nY

▼「楽しくアクション！SDGs」公式YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=rVNk1CyQX28

■NHK民放6局連動の環境スペシャル番組を放送！気候変動で“食”が大ピンチ

9月29日（日）に、1.5℃の約束キャンペーンの特集番組として『気候変動で“食”が大ピンチ！』を放送。世界的に観測史上最高の暑さとなった今年の夏、コメ不足や野菜・魚介類の異変・オリーブオイルやコーヒーの値上がりなど、地球温暖化の影響が暮らしを直撃している。

国連「SDGメディア・コンパクト」加盟メディアによる気候危機を食い止めるための共同キャンペーン「1.5℃の約束–いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」（※1）は、今年で3年目となった。その一環として放送する今回の環境スペシャル番組は、気候変動と“食”がテーマ。NHKのスタジオに特別に作られた“レストラン1.5”に民放キャスターたちが集結し、2100年には消えてしまいかねない食材を紹介する。さらには未来の食事、温暖化の解決策を模索する各局の世界各地からのリポートなどを交え、最新情報満載で放送予定となっている。

▼環境スペシャル番組出演アナウンサー
NHK：高瀬耕造（MC）
日本テレビ：後呂有紗
テレビ朝日：山口豊
TBSテレビ：日々麻音子
テレビ東京：佐々木明子
フジテレビ：倉田大誠

▼スタジオゲスト
井田寛子（気象予報士NPO法人気象キャスターネットワーク理事長）

▼番組概要
・星付きフレンチシェフ監修の幻メニュー！2100年4℃上昇で滅多に食べられなくなる食材とは？
・日本の海に異変！サケもウニもカニも？近海寿司ネタ消滅の危機！
・民放キャスターが“食”リポ！北海道、九州、パリ、NY、パキスタン…涙の理由とは？
・サッカーのレジェンド小野伸二が「＃何もしないともっと暑くなる」に参戦！気候変動とJリーグ!?
・気象キャスターが声を上げた！暑さ・大雨の原因に温暖化、その対策は？

▼番組HP
https://www.nhk.jp/p/ts/NWVLW4QQ3K/

▼配信
NHKプラスでの見逃し配信とともに、TVerでも配信
視聴可能期間：9月30日（月）14時～10月6日（日）11時

▼今回の番組での環境への取り組み
今回のスペシャル番組は出演者とスタッフで、グリーンメモと呼ばれるサステナブル・プロダクションへの意識を共有。LEDスタジオで収録、美術セットにリユース・リサイクル素材を取り入れ、番組後も活用できるものを選定し、環境負荷の低減に努めている。また今回もBBCが開発したCO2カリキュレーター（アルバート）を用いて、番組制作に伴って排出されたCO2の量を測定、番組でも紹介する取り組みを続けている。

▼参考
国連SDGsメディア・コンパクトのキャンペーン
https://www.unic.or.jp/news_press/info/49660/