19 SEP

ビデオリサーチ、放送局向けの新たな簡易考査支援システム「こあらーミニ」の提供開始

編集部 2024/9/19 14:00

株式会社ビデオリサーチ(本社:東京都千代田区、以下「ビデオリサーチ」)は、考査領域のシステム開発に強みを持つ株式会社プラットイーズ(本社:東京都港区、以下「プラットイーズ」)と協業し、プラットイーズが提供するCM考査支援システム「こあらー」をベースとした簡易考査支援システム「こあらーミニ」を開発、2024年11月から提供を開始する。

この協業により、考査業務をはじめ放送局が直面する課題に対し、効率的かつ効果的なソリューションを提供し続けることを目指していくとのこと。

放送局による考査は、CMで使用される素材や表現に問題がないかなどを確認する業務で、法令遵守の確保や視聴者保護などの観点から、放送内容の品質と信頼を保つために欠かせない業務。一方で、顧客ニーズの多様化に伴い、従来よりも多くの広告主への考査が必要になったことや長尺CMの増加により考査すべき広告素材が増えたことに加え、販売チャネルの拡大による運用の煩雑化も予想され、放送局の負担が大きくなっていることから、業務効率化を図ることが急務となっている。

協業の第一弾として、プラットイーズが放送局向けに提供するテレビCM考査支援システム「こあらー」をもとに、簡易考査支援システム「こあらーミニ」を開発した。「こあらー」は現在、全国41局で採用され、多機能な考査システムとして高い評価を受けている。

この度提供を開始する「こあらーミニ」は、これらの機能を引き継いでいることに加え、同時考査キャンペーン数の上限を設けるなど機能を限定することで、より安価での提供を実現した。「こあらーミニ」を通じて、広告出稿までの業務効率化とコスト削減を実現し、放送業界のさらなる発展に貢献していくとのこと。

「こあらーミニ」の特長

・コストパフォーマンス: 同時考査キャンペーン数の上限(基本20件~)を設けるなど機能を限定することで、安価に提供。
・長尺対応: 長尺CMにも対応。
・キャプチャー機能: 動画や絵コンテのキャプチャーが可能。
・系列シェア機能: 系列局間での情報共有が容易。

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