26 AUG

アイ・エヌ・ジー、イマドキ高校生がよく利用する動画配信サービスなどを発表

編集部 2024/8/26 09:00

30年に渡り、ティーンに特化したマーケティング&プロモーション支援を提供する株式会社アイ・エヌ・ジーは、流行に敏感な関東の高校生男女にトレンド調査を実施。

渋谷トレンドリサーチは、回収したデータに基づき、渋谷を拠点に運営するINGteens高校生メンバーの生の声を反映している。今回は「スマホ」をテーマに調査した。

■スマホをよく見る時間帯は?

6~9時(2.0%)
9~12時(4.0%)
12~15時(2.0%)
15~18時(7.0%)
18~21時(34.0%)
21~23時(29.0%)
23時以降(22.0%)

高校生の85%以上が学校や部活が終わる18時以降にスマホを見ると回答。通っている高校により、スマホに関する校則が異なるようだった。持ち込み自体は許可されているものの、授業中は先生に預けたり、学校内での利用が許されていなかったりする。そのため、学校にいる間はスマホを使わない子が多いのだろう。

■よく利用する動画配信サービスは?

1位:Netflix(42.0%)
2位:Amazon Prime Video(36.0%)
3位:TVer(32.0%)
4位:ABEMA(28.0%)
5位:U-NEXT(10.0%)
6位:Hulu(8.0%)
7位:Disney+(6.0%)
8位:DMM TV(4.0%)
9位:dアニメストア(2.0%)
9位:Lemino(2.0%)
9位:YouTube(2.0%)
※複数選択可

1位は「Netflix」が入選。「Netflix限定の映画とドラマが面白いから」(高3・女子)など、Netflixでしか視聴できないオリジナルドラマや恋愛リアリティーショーが人気のようだった。また、「親子で入会しているから」(高2・男子)という声も多く寄せられた。2位に「Amazon Prime Video」がランクイン。映画やドラマの配信はもちろんだが、「アニメがたくさんあるから」(高3・女子)という声も。アニメ作品の豊富さに魅力を感じる人もいた。

3位には「TVer」が選ばれた。「見逃した番組が見られるから」(高3・女子)といったコメントも多数散見される結果に。若年層のテレビ離れが叫ばれはじめて久しいが、話題のドラマや人気のバラエティ番組は、TVerの見逃し配信で視聴している高校生が多いようだった。

TVerの見逃し配信を見る(無料)

■よく利用する写真加工アプリは?

1位:Instagram(36.0%)
2位:SNOW(20.0%)
3位:Meitu(19.0%)
4位:BeautyPlus(18.0%)
5位:BeautyCam(12.0%)
6位:EPIK(11.0%)
7位:SODA(4.0%)
8位:Dazz-フィルムカメラ(3.0%)
8位:PicsArt(3.0%)
10位:Ulike(2.0%)
※複数選択可

1位は「Instagram」が入選。「アプリが元から入っているので使いやすいのと、加工が強すぎないフィルターが多くていい」(高1・女子)といった意見が寄せられ、手軽かつ無料で、豊富なフィルターを使用できることが人気の理由のようだった。2位は「SNOW」。細かく加工できる機能に加えて「どのフィルターも安定して盛れるし自分好みでフィルターを作れたり編集できるから」(高2・女子)といったフィルターに関するコメントが多く寄せられ、画像加工アプリの中でもロングセラーアプリとして人気を誇っている。3位は「Meitu」。顔や体の細かな加工をしやすい点が人気のようで、プリクラの上から更に加工を行う“追い加工”に利用しているようだった。

■次に来るトレンドは?

【食べ物】お一人様用ケーキ
新宿歌舞伎町にある「ショートケーキカンパニー」で販売している、お一人様用のホールケーキ。サイズ感とビジュアルがかわいいと話題になりつつある。

【言葉】首下界隈
Xを中心に流行しつつある、写真を撮るときに首から下を撮影するアングルのこと。顔をあえて載せないことにより、顔を隠す加工を施すことなくその日のファッションを紹介できる点が人気のようだった。

■渋谷トレンドリサーチとは

1995年から渋谷の街頭に訪れる女子高生を対象に対面アンケートを毎月実施。1998年より調査エリアを東京・名古屋・大阪の三都市に拡大。1990年創立より30年以上継続してトレンドに敏感なティーンを対象としたリサーチを実施し、メディアや企業様に調査データを提供してきた。現在は流行に敏感な高校生男女に毎月アンケート調査を実施し、最新トレンド情報やトレンド発生の要因や動向を解説、提供している。

■調査概要

調査テーマ:スマホに関するトレンド調査
調査対象:高校生男女(15~18歳)
調査期間:2024年7月19日(金)
調査方法:WEBアンケート調査
有効回答人数:100名

“若年層のテレビ離れ”その実態を探る~Screens × ビデオリサーチ × マイナビ 共同調査・研究レポート