13 AUG

ABCアニメーション、ゲーム・アプリ開発事業等を手掛けるトイジアムと資本業務提携

編集部 2024/8/13 18:30

朝日放送グループホールディングスの子会社であり、TV・劇場アニメーションの企画・製作、コンテンツ事業展開を行う株式会社ABCアニメーション (本社:東京都新宿区、以下「アニメ社」)は、ゲーム・アプリ開発事業等を手掛ける株式会社トイジアム(本社:東京都千代田区、以下「トイジアム」)の全発行株式の譲受を目的とした株式譲渡契約(以下「本件株式譲渡契約」)を締結したと発表した。

朝日放送グループは、中期戦略NEW HOPE「2nd STAGE」において、放送・コンテンツ事業及びライフスタイル事業の2つの事業セグメントを強化して拡大することを目指している。コンテンツ事業の中でもアニメ事業においては、1984年から日曜朝の枠をはじめ様々なアニメ作品を放送。

同社は、2020年10月にアニメ制作事業を手掛ける株式会社SILVER LINK.の全株式を取得し、2022年9月にアニメキャラクター雑貨事業等を手掛けるゼロジーアクト株式会社の全株式を取得した。また、2023年10月にはアニメ社をアニメ事業における中核事業持株会社とし、株式会社SILVER LINK.及びゼロジーアクト株式会社をアニメ社の完全子会社とする組織再編を行った。アニメ社では、2023年12月にはCG映像制作事業を手掛けるCGCGスタジオ株式会社の全株式を取得し、アニメグループとして制作機能を強化している。

トイジアムは、これまでオリジナルゲームの豪華客船脱出パズルアクション「Gift」やカジュアルアクションゲーム「スマッシュパーティ(SMASH PARTY)」等の家庭用ゲーム機/PC(Steam)/スマートフォン向けのゲーム開発や、iOS/Android向けのアプリ開発等、数多くの開発案件を手掛け、業界内から高い支持・評価を得ている成長企業。

今回のトイジアムの株式取得及び子会社化により、新たにゲーム・アプリ開発等の事業領域をアニメグループに迎えることで、アニメ社を中心とした当社コア事業の一つであるアニメ事業の強化・グローバル展開の拡大に資すると同時に、事業ラインナップ拡充によるIP価値の最大化及び双方の企業価値向上に繋がると判断し、本件株式譲渡契約の締結に至ったという。

更に多くの視聴者や消費者に喜んでもらえるよう国内外でのアニメ事業のビジネス展開を加速させ、「総合コンテンツ事業グループ」を目指していくという。