26 JUL

日本テレビ、GOKKOと資本業務提携!縦型ショートドラマ領域を強化

編集部 2024/7/26 18:00

日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区、以下日本テレビ)は、「ごっこ倶楽部」を始めとした縦型ショートドラマでZ世代から圧倒的支持を受け続ける株式会社GOKKO(本社:東京都豊島区、以下「GOKKO」)との資本業務提携の決定を発表した。

同社グループは「中期経営計画2022-2024」において「コンテンツ中心主義」を掲げ、知的財産(IP)コンテンツの開発や育成に取り組んでいる。その中でも、スマートフォンやSNSに最適化され、若者を中心に人気が高まる縦型ショート動画は注力領域の1つであり、2023年からはGOKKOと一緒に日本テレビの縦型ショートドラマアカウント「毎日はにかむ僕たちは。」を開始している。同アカウントは、Z世代の約3人に1人が認知しており、約4人に1人が実際に視聴している人気アカウントに成長。平均再生数350万回、総再生回数10億回以上を記録、TikTok上半期トレンド大賞2024でのノミネートやショードラアワードでバズり賞を受賞している。

そうした中、縦型ショートドラマ領域の更なる強化に向けてGOKKOとのより一層の共創体制を構築するため、資本業務提携を決定したという。今回の資本業務提携を通じ、GOKKOが持つデータ分析に基づくZ世代の感覚に合わせたクリエイティブ制作力及びアカウントブランディングに関する知見やノウハウと、当社がこれまで培ってきた地上波や配信事業での経験を掛け合わせることで、地上波や配信ドラマを絡めたZ世代向けメディアミックスコンテンツを創出し、世界の感動総量を増やしていくとのこと。

<クリエイター支援のインパクト投資2号案件>

本件は、投資検討段階から継続的に社会的インパクトの測定・マネジメントを行う「インパクト投資」の日本テレビ第2号案件。インパクト投資は、日本テレビホールディングスによる「日テレ共創ラボ」の活動の一環として、調査研究を進めている。GOKKOは若いクリエイターの育成や新たなキャリア形成の選択肢を提供。投資検討時のインパクト・デューデリジェンスを通してGOKKO経営陣が検討した結果、「日本のドラマクリエイターが憧れの職業になる」を長期的に目指す社会的インパクトとした。

世界中の人々が感動するショートドラマ制作を通してドラマクリエイターの収入が増え、日本のドラマクリエイターが憧れの職業になり、その結果としてドラマクリエイターが増え、さらに多くの良質なドラマで世界の感動総量が増えることを目指していくという。
 

インパクト測定・マネジメントの詳細については日テレ共創ラボのHPより。