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朝日放送テレビ×NTTSportict、次世代型マルチアングルライブ配信システム「STADIUM TUBE Touch」をリリース

編集部 2024/7/19 17:00

朝日放送テレビ株式会社(⼤阪市福島区、以下 朝日放送テレビ)と株式会社NTTSportict(⼤阪市都島区、以下 NTTSportict)はタブレット端末を操作することで、カメラマンなしで誰でも簡単に本格的な試合配信ができる新たなサービス、次世代型マルチアングルライブ配信システム「STADIUM TUBE Touch」を2024年8月(予定)にリリースすると発表した。

「STADIUM TUBE Touch」は、Webブラウザで簡単にライブ映像の切り替えが可能なクラウドシステムで、最大4台までカメラ(またはスマートフォンの映像)接続が可能。切り替え操作は、タブレット等の端末上でWebブラウザから専用ページへアクセスし、ログインすることでライブ映像を確認でき、タッチするだけで一般の方でも簡単にプロ感覚で画面の切り替え操作ができる。また、デザイン化されたカウントや得点などのスコアの表示、テロップ表示、プレーのリプレイ挿入などもボタン1つで可能だ。

現在は野球のライブ配信(中継)を念頭においたサービスとなっているが、今後はサッカーやバスケットボール、バレーボールといった多様なスポーツへの対応はもちろんのこと、イベント配信や運動会配信、カンファレンスや企業内イベントなど、スポーツ以外の用途にも活用できるようサービス開発を進めていくという。また、スマートフォンでの分離操作も可能で、2人で分担して作業することもできるため、様々な利用シーンへの適用が可能となっている。

「STADIUM TUBE Touch」はご利用シーンに合わせて下記2つのモデルを用意

❶「STADIUM TUBE Touch」常設型モデル(わかさスタジアム京都のみ対応)
❷「STADIUM TUBE Touch」レンタル型モデル
※クラウドシステム・タブレット部分のみご利用になることも可能。詳細は下記の通り。

❶ 「STADIUM TUBE Touch」常設型モデル(わかさスタジアム京都のみ対応)
わかさスタジアム京都では野球専用AIカメラ「STADIUM TUBE DoublePlay(ダブルプレイ)」(※)と2台のPTZカメラ、タブレット端末を常設導入している。カメラマンなしで自動撮影された複数の映像をタブレット端末で“タッチ”するだけで簡単に切り替え操作ができる。打者や投手のアップを撮影できるPTZカメラ(1塁、3塁の各ベンチに設置)の映像も、タブレット操作でスコアボードやベンチ内など様々な映像に切り替えることが可能。撮影された試合映像は、配信プラットフォーム「STADIUM TUBE MYPAGE」内にて視聴可能で、URLなどでチーム・関係者内で共有することもできる。また、YouTubeなどで配信することも可能だ。

*「STADIUM TUBE Touch」利用時は、別途 わかさスタジアム京都でのAIカメラ利用料が発生します。
*タブレット端末の操作はお客様ご自身での運用となります(有料での代行サービスあり)。
  *球場の利用許諾などは、お客様ご自身で行っていただきます。

❷「STADIUM TUBE Touch」レンタル型モデル
レンタル型モデルでは、複数のデジタルビデオカメラ(三脚やバッテリー、回線ケーブルなどの機材周り含む)とタブレット端末をお客様の要望に応じて貸し出しを行うという。複数台のカメラ映像は、タブレット端末にて切り替え操作が可能。スコアやテロップ表示、リプレイ映像も常設型同様に挿入可能。機材は全てレンタル、マニュアルに沿ってお客様にて機材を設置頂くことで、よりリッチなライブ配信をより簡単に可能にするサービスとなっている。

今後、朝日放送テレビとNTTSportictはスポーツのライブ配信を通じて「地域スポーツ✖ ICT」を合言葉に、これまで以上に地域密着のデジタル化社会の実現をめざしていく方針だ。

*原則、AIカメラ常設の野球場・競技場などでの利用を推奨しております。
*お客様ご自身でカメラや回線の設営・セッティングをして頂きます。
*現地での光回線の環境確認、利用確認は、お客様自身での作業となります。