18 JUL

テレビ東京、全国小学生プログラミング大会「ゼロワングランドスラム2024」競技内容が決定

編集部 2024/7/18 10:30

株式会社テレビ東京(東京都港区)は、「ゼロワングランドスラム実行委員会」の一員として、一般社団法人ジュニアプログラミング推進機構が主催する全国の小学生向けプログラミング大会「ゼロワングランドスラム」の運営を、株式会社小学館、株式会社小学館集英社プロダクション、株式会社Hakuhodo DY ONEとともに行っている。この度、3回目となる2024年度大会の競技詳細が発表された。

教育現場などでも広く使われる「Scratch」を用いた練習問題公開中

難しい言語などを習得しなくても、誰でも挑戦できることが特徴の「ゼロワングランドスラム」。これまでの大会でも好評だった、WEB予選突破に向けて大変有効な練習問題を今年もリリース。今年度は、問題についての解説機能も追加し、ますますプログラミングの腕を磨く機会となる。練習問題へは公式サイトからアクセスできる。

ゼロワングランドスラム公式サイト
https://01-grandslam.jp/

「アーテックロボ」「KOOV」「SPIKEプライム」3つのロボットが競演

2024年度大会も「アーテックロボ」「KOOV」「SPIKEプライム」という、メーカーの垣根を越えたロボット競技を採用。ロボット種目を希望する選手は、これら3つのうち1つのロボットを選択し、他の選手と対戦する。

ロボットの異種格闘技戦となった前回大会は大盛況。ツールに偏らず、異なるロボットを使った戦いが繰り広げられるのも、「誰でも参加できる」という理念を持ったゼロワングランドスラムの特徴である。今年はさらにバトル要素を強めた競技を計画中であり、さらなる熱戦が予想される。

写真は2023年度大会のもの

リアル大会への出場枠が拡大!2回戦は全国3会場で実施

予選突破後の1回戦は、「北海道・東北ブロック」「関東ブロック」「東海・中部ブロック」「近畿ブロック」「中国・四国ブロック」「九州・沖縄ブロック」のエリア代表を決める戦いを、オンライン形式で実施。

1回戦を勝ち抜いた選手は、ついにリアル開催となる2回戦に進出。今年度は実施会場を3会場に拡大。従来の「東日本ブロック大会」「西日本ブロック大会」に加え、「中日本ブロック大会」を追加した。

競技種目が決定!前回大会で盛り上がったオリジナル種目がさらに進化

【WEB予選】
Scratchで挑戦!プログラミング基礎力クイズチャレンジ
プログラミングツールの中でも広く親しまれているScratchを使った問題を、全部で18問出題。映像を見て、その動きを再現する正しいプログラムやブロックを選ぶ競技。問題によっては、複数のブロックを正しい順番に並べるものも。自宅など、全国どこからでも参加可能。

【1回戦】
プログラミングの再現バトル!Scratchでライブコーディング
こちらもScratchを用いた競技。指定されたプログラムの挙動を見ながら、ゼロから同じ動きを再現するという種目に、ライブ形式で挑戦。プログラム全体を把握する理解力と、制限時間内に完成させるスピード力が求められる競技である。

【2回戦】
2回戦以降は、1回戦を突破した選手でエリアごとにチームを組んで、Scratch競技①・Scratch競技②・ロボット競技に挑戦。

Scratch競技①
リアル会場で即興コーディング!『ゼログラハッカソン』
前回大会でも白熱のバトルを生んだ『ゼログラハッカソン』は、2回戦から実施。Scratchを使用し、制限時間内にいくつかの条件をクリアしつつ、開発にチャレンジする。オリジナル要素も加点になるため、独創性も重要。

Scratch競技②
問題解決能力を発揮せよ!『ゼログラデバッグチャレンジ』
「デバッグ」とはプログラミングの間違いを直す、重要な作業のこと。うまく動かないScratchのプログラムの隠された間違いを発見し、正しい記述に導く。どこに問題があるのか、どうすればうまく動くのかという、問題解決能力が問われる。

ロボット競技
戦略とロボット設計がカギ!ターゲット落としバトル
ロボットプログラミングの中でも広く親しまれている、「アーテックロボ」「KOOV」「SPIKEプライム」という3種類のうち、自分が得意なロボットを選択して挑戦。競技は、前回大会の決勝でも熱戦を生んだ「的落とし」の進化版。フィールド上のターゲットを、よりポイントの高いエリアに落として、高得点を狙うオリジナル競技。

【決勝戦】
詳細は後日発表。
※前回大会のレポートはこちらから https://01-grandslam.jp/2023report/

写真は2023年度大会のもの
写真は2023年度大会のもの
写真は2023年度大会のもの

冠協賛などが決定!

■今年度の大会もヤマハ発動機株式会社の冠協賛が決定
この度「全国小学生プログラミング大会 ゼロワングランドスラム2024」の冠協賛として、ヤマハ発動機株式会社が決定しことをお知らせ。確かな技術力をもとに、日本のエンジニアリング界をリードするヤマハ発動機株式会社は、ゼロワングランドスラムの第1回大会から一貫して、冠協賛として大会を支援。大会を通して、子どもたちの未来を拡張するという主旨に、強く賛同いただいている。

■文部科学省の後援が決定
全国の小学生のプログラミングの学びに対する主体性を育むことをめざす「全国小学生プログラミング大会 ゼロワングランドスラム」は、この度、文部科学省から後援をいただくことが決定した。また、埼玉県教育委員会、浜松市教育委員会、大阪市教育委員会、神戸市教育委員会をはじめ、プログラミング学習に注力する各地域の教育委員会の後援もいただいている。

■「ゼロワングランドスラム2024」テーマソングに、BREAKERZの『I love my son』が決定
今年度のゼロワングランドスラムのテーマソングとして、DAIGOがボーカルを務める3ピースロックバンド、BREAKERZの楽曲『I love my son』が決定した。7月24日に発売となる、通算8枚目のオリジナルアルバムに収録された、子どもへの愛情を込めたロックチューンである。

【BREAKERZ コメント】
「この度、BREAKERZの新曲『I love my son』が、『ゼロワングランドスラム2024』テーマソングに決定しました!小学生の皆さんがプログラミング技術を競う大会ということで、親心も込められた僕たちの楽曲『I love my son』が、大会を盛り上げまうぃっしゅ!!優勝目指して頑張ってください!『P・M・K』プログラミング マジ カッコいい!」BREAKERZ(DAIGO、AKIHIDE、SHINPEI)

実施概要

■イベント名
全国小学生プログラミング大会 ゼロワングランドスラム
■日程・会場
〈WEB予選〉
2024年8月1日(木)~9月16日(月・祝)※オンライン開催
〈1回戦〉
2024年9月21日(土)、22日(日)※オンライン開催
〈2回戦〉
東日本ブロック:2024年10月13日(日)@イオンレイクタウンkaze(埼玉県越谷市)
中日本ブロック:2024年10月27日(日)@イオンモール浜松志都呂(静岡県浜松市)
西日本ブロック:2024年11月10日(日)@イオンモール神戸北(兵庫県神戸市)
〈決勝戦〉
2024年12月8日(日)@池袋・サンシャインシティ 噴水広場(東京都豊島区)
■参加費:無料
■エントリー対象
 (1)プログラミングを学ぶ、全国の小学生(2012年4月2日生まれから2018年4月1日生まれまで)
 (2)2回戦以降、会場にて大会参加できる方

※エントリーは、公式サイトから受け付け
 ゼロワングランドスラム公式サイト
 https://01-grandslam.jp/
※大会の最新情報や詳細は、公式サイトのほか、公式 X(旧 Twitter)及び各種SNSで随時発信
 公式 X(旧 Twitter):https://x.com/01_grandslam
 公式FaceBook:https://www.facebook.com/01grandslam/
 公式Instagram:https://www.instagram.com/01_grandslam/
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