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OHK岡山放送、点字名刺導入から10年で15,000枚製作 ワークランド虹より感謝状贈呈

編集部 2024/6/25 13:30

岡山放送株式会社(岡山市北区下石井、以下OHK)は、2013年12月より点字名刺を導入し、これまで15,000枚を製作したとして、就労継続支援B型事業所のワークランド虹(運営:社会福祉法人岡山ライトハウス、岡山市北区今)より感謝状が贈られた。

点字名刺とは

点字名刺は、印刷された名刺に点字が刻印されたもので、名刺に点字を入れることにより、視覚に障がいのある方へのバリアフリー名刺となるだけでなく、その取り組み自体が企業イメージ向上につながる付加価値の高い名刺である。さらに点字加工は主に視覚障がい者が担当し、雇用支援にもつながる取り組みとして関心が寄せられている。

情報アクセシビリティ活動を推進するOHKは、2013年12月から点字名刺を導入した。希望する社員や役員の印刷された名刺を地元岡山のワークランド虹に持ち込み、一枚一枚手作業で点字を刻印。これまでの製作枚数が15,000枚を突破したことを記念して6月20日、ワークランド虹の竹内昌彦理事長よりOHK中静敬一郎社長に感謝状が贈られた。

贈呈式の様子(左:竹内理事長、右:中静社長)
点字の感謝状(右)

関係者コメント

■ワークランド虹 竹内昌彦理事長
「取材や放送だけでなく、点字名刺を通じた作業所への支援など、OHKの取組みはとても心強く感謝している。1枚の名刺から障がい者への理解の輪が広がれば嬉しい」

■OHK 中静敬一郎社長
「私自身、点字名刺を使っているが、毎回受け取られた方が笑顔になる。情報のバリアを取り除くだけでなく、相手との心のバリアを取り払うきっかけにもなっている」

点字名刺製作の様子
一枚ずつ名刺を原盤に挟み印刷機に通して刻印