マクロミル、Google認定第三者測定パートナーとしてYouTubeとテレビの広告効果をクロスメディアで測定するサービスを提供開始
編集部 2024/6/19 10:30
株式会社マクロミル(以下、マクロミル)は、Google認定YouTube第三者測定パートナーとして、YouTube広告とテレビCMの広告効果をクロスメディアで測定し、メディアプランニングの最適化をはかることができるサービス「AccessMill Connected」の提供を開始した。
本サービスは、マクロミルが保有する国内最大規模の高品質な消費者パネルの活用によって、キャンペーン効果の詳細な検証と分析が可能になった。効果測定を実施できるパネル数は、YouTube広告単体で23万人、テレビCMとのクロスメディア測定で3万人。
■サービス誕生の背景
個人情報保護法改正による規制強化によって、第三者によるデジタル広告の接触判定を計測する方法として、従来主流だったサードパーティークッキーや広告識別子に代わる、持続可能な広告効果測定方法の確立が求められている。
こうした背景を受け、マクロミルではプラットフォーマーやメディア各社と連携し、自社の強みである消費者パネルを活用した独自の効果測定手法の共同開発に取り組んできた。2023年12月には、GoogleよりYouTube広告ブランドリフトにおける第三者計測パートナーとして認定され、YouTube広告の効果測定サービスの提供を開始(※1)。
このたび、Googleの協力のもと、YouTube広告とテレビCMの広告効果をクロスメディアで測定できるサービス「AccessMill Connected」を新たに開発し、提供を開始した。
(※1)2023年12月19日 プレスリリース
https://www.macromill.com/press/release/20231219.html
■サービスの特長
1.YouTubeとテレビの広告効果が、クロスメディアで測定可能
Google認定YouTube第三者測定パートナーとして、「Google Ads Data Hub(ADH)」を用いた広告効果測定サービス。YouTube広告とテレビCMの広告効果をクロスメディアで測定し、サードパーティークッキーや広告識別子に頼らない独自手法を、Googleの協力を得て開発した。
2.全デバイス(コネクテッドTV、スマートフォン、パソコン、タブレットなど)の測定が可能
要望が多いコネクテッドTVをはじめ、スマートフォン、パソコン、タブレットなどの全デバイスの測定が可能。
3.イベントログレベルでの測定が可能
一般的な解析ツールでは計測できない、「Google Ads Data Hub(ADH)」の第三者測定パートナーのみが測定できるイベントログ(ユーザー単位の行動)レベルでの測定が可能。
4.計測可能人数は、国内で最大規模。クロスメディアで3万人、YouTube単体で23万人
マクロミルの強みである約3,600万人の消費者パネルネットワークをベースに、広告キャンペーンを国内最大規模の人数で計測する。デモグラフィック別、デバイス別、フリークエンシー別などの詳細なデータ分析が可能で、キャンペーン効果を精緻に振り返ることができる。また、広告配信量120万インプレッションから測定することができ、短期間やレアターゲットといった限定的なキャンペーンの効果測定にも活用可能。
5.精緻な効果検証による広告出稿の最適化
効果測定結果を基にした最適な広告プランニングによって、費用対効果の高いメディアプランニングを支援する。