家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「注視」を測るREVISIO（リビジオ）株式会社（以下、REVISIO）は、2023年11月29日（水）より関東関西エリアで放送された全業界のCMを検索でき、毎秒の見られ方を分析できる新商品「RE.Search」（読み：りさーち）の提供を開始する。

■「RE.Search」開発の背景と目的

 テレビCMに関わる仕事をしている方なら、誰もが一度は「このCMが良い」という感覚は、皆に共通するものなのか？という疑問をもったことがあるのではないか？

その曖昧だが、重要なクリエイティブの価値を定量データで補強して、クリエイターがより一層いいものを作り出せる世界にしたい。その想いから「RE.Search」は誕生した。

「RE.Search」は、自然視聴環境下におけるCM*の毎秒単位の視線の流入・離脱データに1ツールでいつでも簡単にアクセスし、分析できるツール。

CMに対する好き/嫌いのような極端な反応はSNSで検索できるかもしれないが、その他大多数の生活者の無意識状態における反応を知ることは困難となる。REVISIOはここに着目し、テレビ前における自然環境下での無意識状態の行動データを8年間蓄積した。

RE.Searchでは5万件以上のCMデータに自由にアクセスでき、生活者の反応を研究することができる。

REVISIOの既存のBIツールである「Telescope」*は広告主のテレビCMの出稿効率を改善することを目的にご提供しているが、「RE.Search」は広告会社、制作会社、放送局などのテレビ業界で従事する皆様の日々のCMデータ検索業務を楽にし、CMの企画・制作におけるアイディアを定量データで支えることを目的にしているツールとなる。

CM*　関東エリアで2020年10月以降放送開始したCM、関西エリアで2021年10月以降放送開始したCM
「Telescope」*　自社競合のテレビCMの効果計測・検証、改善をこれ一つで実現するWebツール

Telescope

■「RE.Search」の特徴

●CM名や企業名がわからなくても見たいCMデータにたどり着ける
ゴルファーが出てたCM　/　ダンスシーンがあったCM　/　タレントの◯◯さんが出ていたCMなど、企業名やブランド名がわからなくても検索可能。

●どのシーンでどの属性に見られていたのかが分析できる
どの音で視線が向けられたのか、どのシーンで離脱が起きたのかを、CM動画を再生しながら、分析することができる。属性別の傾向の違いを分析することも可能。

●日別出稿量や、どの放送局のどの枠で放送があったのかも同時に把握できる
いつCMが放送されていたのか、番組提供枠なのかスポットCMなのか、どの放送局のどの時間帯に出稿が多かったのかなどの放送情報を可視化し、CM動画と放送枠をシームレスに分析可能。

■参考資料

CM分析事例
【くぎづけCM】株式会社アサヒ緑健 「緑効青汁『スーパーな100の理由～その15・口にするものだからこそ』」篇

【くぎづけCM】

【ニュースアプリ編】 CMクリエイティブ CスコアランキングTOP5を発表

【ニュースアプリ編】

CM認知とアテンションの関係についての分析結果を発表

分析結果