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REVISIO、TBS『VIVANT』の人気の秘密をテレビの注視データを使って分析!

編集部 2023/9/5 18:00

家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンの「視られている量」を測るREVISIO株式会社(東京都千代田区、以下REVISIO)は、日本を代表する超豪華俳優陣が集結した、日曜劇場『VIVANT』(TBS系、毎週日曜21:00~)の人気の秘密を、テレビの注視データを使って分析した。

『VIVANT』は、REVISIOの初回放送注目度ランキングにて、「個人全体」「男性」「女性」全てで1位となった。

参考サイト
2023年7月クールに放送のドラマ内、プライム帯中心のドラマをピックアップしたREVISIO作成のランキング

注目度と世帯視聴率の推移

第1話から第7話までの、注目度とREVISIO計測による世帯視聴率の推移をグラフにした。注目度が最も高かったのは第5話の73.5%、世帯視聴率が最も高かったのは第7話の15.3%。高い注目度と次第に上昇する世帯視聴率、このことからテレビをつけている人が番組に惹きつけられ、注視していることがわかる。

世帯視聴率が最も高い第7話、注目のシーンを分析

2023年8月27日(日)に放送された『VIVANT』第7話の中でも、どのシーンが見られていたのであろうか。世帯視聴率が最も高かった(2023年9月1日現在)第7話を、TBS関東の地上波放送かつ個人全体を対象に集計。注目度の高い1位から3位のシーンは下記の通りとなった。

<注目度77.0%>
1位、VIVANTのメインテーマが流れるシーン(21時41分)

乃木憂助(堺雅人)率いる別班が、ノコル(二宮和也)達との待ち合わせ場所に向かうために砂丘を車で駆け抜けるシーン。VIVANTのメインテーマである壮大なBGMが流れた。ノコルはテロ組織であるテントの幹部であり、それまで組織の素性をつかめなかった。しかし、ハッキングにより組織が別のテログループと密会する情報をつかみ、集合場所と時間を突き止めることに成功。その集合時間に間に合わなければテントの幹部を取り逃がすため、手に汗握る展開となり注目も高くなったと思われる。

<注目度76.8%>
2位、乃木憂助が裏切り発砲するシーン(21時46分)

日本を守る組織である別班に所属している乃木憂助が裏切り、仲間に発砲したシーン。乃木は、それまで日本を守るために活動してきたように描かれていた。そのため、裏切りと敵組織に協力する行動は衝撃的であった。乃木が裏切る意外性と、裏切りに意図があるのではという困惑が注目度を高めたと思われる。

<注目度76.6%>
3位、乃木憂助が車から消えたトリックが判明するシーン(21時32分)

乃木憂助が車の中から消えたトリックが、防犯カメラの解析で判明するシーン。乃木は、自衛隊の闇組織、秘密情報部隊の別班に所属しているのではないかと公安の野崎守(阿部寛)にマークされていた。日本からバルカ(モンゴル)にわたり、ホテルに向かうタクシーに乗った乃木を野崎達は尾行。しかし、タクシーがホテル到着後乃木を見失ってしまう。乃木が消えたトリックの意外性と巧妙さが注目を集めたと思われる。

分析データ概要

□日時:2023年7月16日(日)~8月27日(日) 毎週日曜21時~
□放送局:TBS
□属性:個人全体
□地域:関東地域
□調査パネル: 関東2,000世帯
□今回の分析指標について:
 注目度とは、テレビの前にいる人(滞在者)のうち、テレビ画面に視線を
 向けていた人(注視者)の割合を表す。シーンへの注目度合いがわかる。